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2012年5月1日火曜日

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.4 ●○

MMモチマガ第4号です。
今日から5月ですね。GW真っ只中何をして過ごしていますか?
休暇の方も仕事の方も楽しんで過ごしてくださいね!

●○ 最近のMM ●○

1. 東北1000プロジェクトに選ばれました。

・MMの新規事業「i.club」について
一般社団法人ワカツク様が運営されている復興支援活動情報を掲載するポータルサイト「東北1000プロジェクト」にMMの新規事業「i.club」が選ばれました。
http://www.tohoku1000.jp/projects/detail/?id=74
震災以降、MMメンバー有志で何度か被災地へ行き復興支援活動に参加してきました。特に津波被害の大きかった気仙沼市の方々からお話を聞いたり一緒に今後の復興について考えたりしてきました。
話を一生懸命に聞くMMメンバー金子遥洵さん(左中央)
農家の方へのインタビューの様子
MMだからこそ出来る、復興のお手伝いとは何だろうと考えた時、やはりモチベーションに行き着きました。今回の対象者は気仙沼市の中高生です。
「座学での勉強」と「体を動かすスポーツ」に加え、第三の放課後の過ごし方として「社会的創造活動」の機会を提供します。自分の住む地域の良さ・問題を知り、それを自らの力と周囲の大人を巻き込んで解決していきます。
自分の地域への理解と自信そして愛着を育む活動です。

いいな、と思った方はぜひ応援ボタンをポチッと押してくださいね。

 2. スペシャルワークショップを開催します。

・5/19(土)「発明家体験!ひらめきを創る、3つのミカタ」
今回のワークショップはSCSKグループの社会貢献活動CAMP様とのコラボレーション企画です。CAMPの子ども向けワークショップと言えば、老舗中の老舗!1995年まで活動は遡ります。
そんなCAMP様とMMでどんなワークショップになるのでしょうか?
詳細はこちらの記事を御覧ください。
http://motivation-maker.blogspot.de/2012/04/5193.html
ご興味のありそうな友人・知人の方にもぜひぜひお知らせしてください。先着順ですので、お早めに!

3. モチコラム

・メンバーからのお便りコーナー。MMのイタリア伊達男って?
今回のコラムは、2011年度では最終回のワークショップをモチベーションリーダーとしてやらせていただいた、沼田逸平がお送りします。
さて、私はモチベーションメーカーで活動する傍ら、東京大学で文化人類学を専攻しているのですが、今年で私もついに3年生となり、本格的に専門的な勉強をしなければならない年となりました。文化人類学という学問の奥深さと面白さと、やることの多さに圧倒される毎日を送っています。
さて、そんな新学期に行ってきた、イタリアでのフィールドワークの様子を今回は少しご紹介します。
イタリアへは、ミラノサローネと呼ばれるデザイン見本市を見学に行くためと、MMとは別で行っているMARUプロジェクト(詳しくはこちらをチェック!MMの出身団体である東京大学i.schoolからスピンアウトした活動です。http://ja.maru-association.org/)の活動の一環として行かせていただきました。
その活動の中で、バジリカータと呼ばれるイタリアの1地方都市に数日滞在しました。その村は人口が1000人ほどで、なんと私たちがその村に初めてきた日本人とのこと!MARUプロジェクトが地域再生の方法を探るプロジェクトだったことも手伝ってか、そこで非常に手厚く盛大な村をあげての歓迎をしていただきました。
昼は村のいいところから問題点までを見せてもらい、夜は歌えや踊れの大歓迎会。
確かにこの地域には確かに問題もたくさんあるけれども、この持ち前の陽気さと人の温かさと変わろうとする想いがあれば、きっと未来は開ける、そんなことを思った南イタリア滞在でした。

2012年4月29日日曜日

5/19(土)スペシャル・ワークショップ「発明家体験!ひらめきを創る、3つのミカタ」を開催します!

皆さま、お元気にされていますか?暖かい日差しが増え、公園の草花も力強く成長していますね。

来る5/19()実施するスペシャル・ワークショップのご案内です。先着順に申し込みを開始しています。

内容や集合時間、場所について、詳細は下記をご参照下さい。
応募方法は、メールの末尾にありますので、内容と留意事項を確認し、奮ってお申し込み下さい!

ーーーーーーーー以下転送自由ーーーーーーーー

5/19(土)「発明家体験!ひらめきを創る、3つのミカタ」

【実施内容】『発明家体験!ひらめきを創る、3つのミカタ』
桜の花が春の始まりを告げ、青空に浮かぶヒコーキ雲がくっきりと見える季節がやってきました。皆さんも空も見上げて、あの飛行機はどこへ行くんだろう?自分も乗ってどこかへ行きたい!そんな風に思ったことはありませんか。飛行機や新幹線といった乗り物は、人間が作った発明品ですが、実は生き物たちの力も借りて生まれた乗り物でもあるのです。たとえば西日本の500系新幹線では、獲物に静かに近づく「フクロウの羽の構造」や、水しぶきを立てずに水に飛び込む「カワセミの口ばし」からヒントを得て、走行時の騒音を減らしています。その他にも、公園に寝転ぶ「猫の舌」の毛玉を絡めとる力を利用したサイクロン掃除機や、水に濡れるとどんな汚れも流せる「カタツムリの殻」を応用したシンクなどがあります。
このように、私達の身の回りには生き物の「すごいところ」を活用した発明品が多く存在します。今回のワークショップでは、生き物の「すごいところ」を見つけ、その仕組みや機能を活用した発明品を考えます。そしてそれは誰が、どんな場所で、どのように使うのか、イメージを膨らませながら発明家体験をしてみます!

【モチベーション・リーダー(司会進行役)】
砂子田舞
NPO法人 Motivation Makerパートナー。東京農業大学応用生物科学部で栄養学を専攻、在学。 

【日時】5/19()13:00~17:30

【会場】アーツ千代田3331地下1B104教室

【集合時間】12:45(ワークショップは13:00開始)
 ※お昼ごはんをMMと一緒に食べられる方は、11:45に集合お願いします。

【集合場所】
集合場所 3331 Arts Chiyoda建物正面玄関
モチベーションメーカーのプラカードを持った担当者が立っております
会場住所 101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
アクセス
銀座線末広町駅4番出口徒歩1
千代田線湯島駅6番出口徒歩3
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口徒歩6
JR御徒町駅南口徒歩7
JR秋葉原駅電気街口徒歩8


【当日の連絡先】参加確定後にご連絡いたします。(担当者 横田幸信)
【持ち物】はさみ、のり
【参加費】無料
【定員】小学1年生~中学3年生 20
(上記とは別途、同伴されるご家族の方にも楽しんで頂けます)
ーーーー
【留意事項】
・今回のワークショップはSCSKグループの社会貢献活動、CAMP様のパッケージを一部活用していますが、内容は同一ではありません。
MMの活動を写真・動画で記録します。氏名は公表しませんが、webなどで顔が認識出来る範囲で公開を予定しております。公開を望まれない場合はご相談下さい。
【協力】NPO法人日本創造力開発センター様

【応募方法】
※先着順の為、早めにお申し込み下さい
※お申し込み確認後、参加可否連絡を折り返し致します
記入事項:
・氏名(ふりがな)と学年 (お子さんと親御さんなど、参加される方全員分)
・住所(行事保険加入に使用)
・電話(緊急連絡時に使用)
ご不明な点がありましたらお気軽にご連絡下さい。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!
事前担当者(砂子田・横田)
※日中勉強・仕事をしているため、頂いたメールへの返信は一番「暇」な担当者から致します。誰から返信があるのか楽しみにお待ち下さい。

【お昼ごはんのご連絡】
519日(土)開催の「発明品を考える前のはらごしらえ(お昼ごはん)」に関してご連絡です。
今回は集合時間がお昼ごはんの時間にかかっているため、希望される方は会場で1145分からお昼ごはんの時間を設けたいと思います。
MMのメンバーと一緒にごはんを食べませんか???

ご家族でお弁当をお持ち頂いても結構ですし、必要な方にはMMでお弁当を準備させて頂きます。

①家族で事前に昼食を食べてこられる方は、
 12:45】に3331 Arts Chiyoda建物正面玄関に集合して下さい。

MMのメンバーと一緒にお弁当を食べて頂ける方は、
 11:45】に3331 Arts Chiyoda建物正面玄関に集合して下さい。MMメンバーがプラカードを持って立っています)
 事前にお昼ごはんに参加される旨【メールにてご連絡】ください。(締切:518日(金)20時まで)
  また、お弁当の手配が必要な方は、必要な【お弁当の個数】もお伝え頂けると助かります。
  お名前を明記の上、info@motivation-maker.org までご連絡下さい。
 お弁当は【一人500円程度】です。
 ワークショップ会場でお昼ごはんを食べる予定です。

ーーーーーーーー以上転送自由ーーーーーーーー


2012年4月17日火曜日

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.3 ●○

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.3 ●○

このメールは、Motivation Makerのメールマガジン「モチマガ」
に登録していただいた方へお送りしています。

MMモチマガ第3号です。

ここ数日は全国各地、小学校から大学まで入学式でしたね。
MMメンバー一同新生活応援しております!

●○ 最近のMM ●○

1. brand design studioのお手伝いに行ってきました。

・「3・11のガレキを考えるプロジェクト」
    (共催・時事通信社など、特別協力・環境省)


MMメンバーが「3・11のガレキを考えるプロジェクト」へ参加者として、また映像記録係りとしてお手伝いに行ってきました。「こうした機会を作って下さった方々に多謝!良い経験になりました。」と語っていました。
東大×博報堂のプロジェクト、brand design studioはMMメンバーの山田聰さんがお仕事で関わっており、ワークショップの達人MMの方にお手伝いを!ということでワークショップ・サポーターとして行ってきました。
シンポジウム、ワークショップを開催され、その後環境省の方へ提言を行いました。
3月11日のMM通期ワークショップでモチベーションリーダーを務めた、メンバーの金子遥洵さんも答えのない問いに挑みました。
http://www.bdstudio.komex.c.u-tokyo.ac.jp/diarypro/diary.cgi?no=13
映像記録では、メンバーの石塚忠宏さんがプロの技を遺憾なく発揮しました。
多種多様な人材が集まっているMMだからこそ出来るお手伝いでした!

2. MMメンバーとi.labメンバーでお花見に行きました。

・お花見おすすめスポット紹介
東京は先週末がお花見のピークだったようですが、みなさんはもうお花見には行かれましたか?
先週私達が行ったお花見場所は靖国神社、大橋商店前のゴザ席です。
自分たちで場所取りをしなくても料理と場所の予約ができるのです。

MMではお花見の場所取りについて語り継がれている話があります。
2009年の春、MMメンバーでお花見をしようとなったとき、メンバーの風間正利さんがお花見の前日から下見に入り、絶好の場所を押さえてくれたのです。
楽しいコミュニケーションを生み出すには素敵な場づくりから。

 

 3. モチコラム

・メンバーからのお便りコーナー。山梨ワインの貴公子から!
こんにちはMMの風間正利です。

実家が山梨のワイン用のブドウ農家という縁もあり、昨年の3月に山梨に戻りました。
そして、山梨大学大学院に入学し、ブドウとワインの研究を始めました。
もう気がつくと1年なんですね。ときのはやさを感じます。

近況はというと、実は最近、美容院で髪を切ってきました。
「え、だからなんなの?」と思われた方もいるかもしれません。
ですが、自分にとっては衝撃的な出来事でした!

というのも、大学の7年間はほとんど1000円カット。
その前の中高6年間はバリカンでセルフ坊主。
そのため、美容院は刺激的でした。笑

今までは、「とりあえず短く」で済んでいたものが、
「とりあえず短く」「どんな感じで短くされますか?」の
突然の切り返しに戸惑ってしまいました・・・
ただ、仕上がりも良く、髪が伸びてきたらまた行きたいと思いました!

行動パターンを少し変えるだけで、新しい世界が見えてきますね!
このことはすごく大切で、MMがワークショップを考えるときにも、
どうやったら「普段は見えない世界」を感じてもらうことが
できるか、ということを深く考えます。
それが、モチベーションアップにつながります。

是非皆さんも普段と違うことをして、新しい世界を体験しましょう。
「山梨にワインを飲みに行ってみる!」という異文化体験をしたい方は、
エスコートしますよ。笑
では,今年度もよろしくお願いします。

2012年4月3日火曜日

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.2 ●○

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.2 ●○

このメールは、Motivation Makerのメールマガジン「モチマガ」
に登録していただいた方へお送りしています。

MMモチマガ第2号です。

4月に入り新年度が始まりましたね。
新天地の方も昨年度と同じままの方も楽しく行きましょう!

●○ 最近のMM ●○

1. 2011年度下期通期ワークショップ最終回・卒業式を開催

・3月25日「未来創造体験!明日のモチベーションの育て方」
半年間の通期ワークショップが無事に終了いたしました。
ワークショップの詳しい内容は後ほどアップされるブログを楽しみにお待ちください。
2011年度下期は12月から始まり、月に1,2回ずつワークショップを行い計6回開催されました。
通期ワークショップへは28名の方が参加してくださいました。
その中で通期生として参加し、かつ一定回数以上参加した方には卒業証書が授与されました!
これであなたも、これからはモチベーション・メーカー!
卒業されたみなさん、これからは私達と一緒にモチベーション・メーカーとしてみんなをモチベートしていってくださいね。

2. スペシャルワークショップMM×i.labを開催しました

2011年度の締めくくりと2012年度の始まりを飾ったのは
・3月31日「2050年の『暮らし』のデザイン!」
・4月1日「2040年の『暮らし』のデザイン!」
このワークショップはイノベーション・ラボラトリ株式会社(代表取締役:MMマネージング・ディレクターの横田幸信です)をスポンサーとしたワークショップです。
3月31日は千葉県浦安市にあるラーニングセンター新浦安に縁のある子どもたちと親御さんでワークショップを開催しました。
参加者のみなさんは、普段からレゴやロボットを作っているということで、未来に対する感度も抜群!?
2050年の未来で自分がリラックスしているシーンに、自然の中でゆっくりしているところを描いていた方が多かったのが印象的でした。
自然はいつの時代もくつろぎを与えてくれますね。

4月1日は日本科学未来館で実施しました。
2040年の未来を考える為に、まずは1970年に戻って考えたり、未来の種を探すために科学未来館で探検したりと過去から未来までを探検しました。
その日科学未来館では企画展「世界の終わりのものがたり〜もはや逃れられない73の問い」が開催されていました。

う〜ん、なかなか難しい質問ばかり。
2040年、2050年にはあなたは何歳でなにをしていますか?誰と一緒にいて、何をしている時が楽しいですか?
その頃には、私は今の自分の親の年齢に近くなっています。果たしてどんな世界になっているのでしょうか。今回参加されなかった方も、またの機会にMMメンバーと一緒に考えてくださいね。

3. モチコラム

・メンバーからのお便りコーナー。今回は関西支部のあの人から。
みなさん、こんにちは。MMの関西の小菅啓靖です。
そうです。実はMMは関西でも活動しています。
ブログでも紹介していますが、昨年より継続で今年もいくつかワークショップを計画中です。
東京におじゃまするときもあるので、お会いできるのを楽しみにしております。

私の近況報告です。
あっという間に1年が終わり、4月になりましたね。
そんな私も、社会人2年目になりました。
徐々に仕事の量も増えてきてますが、様々な視点を持ちながら、たくさん吸収してしっかりと一人前になろうと思っております。
2年目の気合いれて行こうと思ってます。

お仕事は勿論ですが、私の今年のやりたいことの1つで「お祭りめぐり」があります。
その第一弾として、3/15日に京都の清涼寺で行われていたお松明式に行って来ました。
実は京都の三大火祭りの1つでして、目の前で大きく燃える飾り?とても迫力がありました。
調べたところによると、昔その炎の勢いによって稲作の豊凶を占ったそうです。
純粋に、面白いですよね。少し出掛ければ、昔からの伝統に触れることができる。

みなさんの近所にも知らない伝統や文化が眠っているかもです。
また教えてくださいね。

こすげ
ーーーーー
 2012年度もMMへの声援をよろしくお願いします。

2012年3月20日火曜日

「八王子から世界を変える!イノベーション体験塾」

皆さん、こんにちは。
Motivation Maker の海津です。

今回はMotivation Maker (MM)による大人向けワークショップで、「モノ作り」をテーマとしたイノベーション・ワークショップついてお話ししたいと思います。

MMは「未来のおとなにモチベーション、今の大人へイノベーション」というミッションを掲げていますが、昨年の12月から今年の2月にかけて、八王子のモノ作り中小企業の皆さんを対象に4回シリーズでイノベーション・ワークショップを開催しました。震災が起きた年ということもあり、最終日には「震災後に起きた社会の変化を発想の起点として、新しい事業アイデアを創出する」というゴールを目指してワークショップをしました。

ところで八王子という地域、皆さんはご存知ですか?

意外と知られていないのですが、東京大田区のようにモノ作り中小企業が集まっていて、とくに電気機械、精密機器系の中小企業が多い地域です。八王子市も製造業を重視しており、ワークショップは八王子市とTAMA協会(Technology Advanced Metropolitan Area: 技術先進首都圏地域)との恊働で、「八王子から世界を変える!イノベーション体験塾」のコンテンツとして実現しました。(こんなに尖ったタイトルの社外研修、これまでにあったでしょうか!)

さて、なぜMMがモノ作り中小企業に関心を持ったのか。

そこにはイノベーションの可能性を感じるからです。
皆さんが普段使っているクールなデバイスたち、例えば最先端のスマートフォンやデジカメなどは、多くのモノ作り中小企業の部品を使って作られています。これらの企業は高い技術力を誇るだけでなく、フットワーク軽く、求められるプロダクトを素早く作り出せたりします。

もし高い技術力を持ったモノ作り中小企業と、イノベーティブなアイデアが掛け合わさったら、どんなことが起きるでしょう。

これが、MMが期待する可能性です。

これまで日本の製造業は、その高い技術力に裏付けられたプロダクトを世に送り出し成功を収めてきましたが、今、モノ作りに求められているのは、ライフスタイルを豊かにするプロダクトの気もします。MMは「人間中心のイノベーション」をモノ作りで実現できれば、世の中がもっとワクワクしたものになると考えています。

前置きが長くなってしまいました。
さっそくワークショップの様子を簡単に紹介しましょう。

(1日目)
まずワークショップの参加者の皆さんとアイスブレイクで盛り上がった後に、「人間中心のイノベーション」とはどんなものなのかを考えました。モノを供給する企業から見ると、人の集まりは「市場」と捉えますが、「人間中心のイノベーション」では市民のニーズから人の集まりを考え、「社会」と捉えます。そして、アイデア発想は自社の技術力を起点に考えるのではなく、まず社会のニーズを考え、それに答えるために自社の技術どう役立てるかを考えます。参加者の皆さんは「分かるような、分からないような・・・」といった感じでしたが、この後に続くワークショップを通して、実際に体験することになります。

次はさっそく本題です。ワークショップで大切な「人間中心」を考えるため、「震災を経て変化した自分や身近な人の行動、価値観の変化、問題意識」をポストイットにどんどん書き出して分類に分けし、そこにどんなニーズがあるのかを見いだしていきました。アイデア出しの基本は「質より量」。あまり考え込まずにクイックに書き出すことを心がけます。皆さん、ポストイットを使ったアイデア出しに慣れるのが早くて驚きました。最後は全体で共有しながら初日は終了。



(2日目)
この日の目標は「Design Challenge Map」を作成すること。初回のワークショップで少し体験した「震災を経て変化した自分や身近な人の行動、価値観の変化、問題意識」について、あらためてアイデアをだし、グループ化やロジック・ツリーなど駆使して分類分けをし、その震災を経て変わってきた社会のニーズを探りだします。ここで出てきたキーワードが最終日に発表する新規事業アイデアの機会領域になります。出てきたキーワードは「人とのつながり」「日常的に使えるもの/非日常で使うもの」「お金で買えるモノ/買えないモノ」「省いたら気付いた価値」などなど。なかなか興味深いキーワードが集まりました。
 

(3日目)
じつはこの日のワークショップは「授業参観」。なんと、参加している方の社長さんがワークショップを見学にくることに・・・。これまでのワークショップでは活気ある雰囲気が続きましたが、この回は何となく緊張感漂う中でスタートしました。(笑) 

しかし、イノベーションを追求するMMのワークショップです。ただの授業参観で終わることはありません。さっそく経営者の方でグループを作り、飛び入りでイノベーション・ワークショップに参加してもらうことになりました。まずはアイスブレイクで「イノベーションを起こせる人ってどんな人?」というテーマでアイデア出しを試します。経営者の皆さん、初めはポストイットの使い方に戸惑いながらアイデア出しを始めましたが、一度要領を掴むと次から次へと出てきます。あっという間にポストイットが貼られていく様は圧巻でした。アイデアの1つに「イノベーションを起こせる人は経営者!」と書かれた経営者がいました。経営者は普段から自分の頭で考えざるを得ない役職ですね。イノベーション・ワークショップと経営者はとても相性がよいことが分かったことが思いがけない収穫でした。(ちなみに、イノベーションを起こせる人に「フリーター」と書いた方もいました。「経営者!」と答えた社長の会社の社員でした。 笑)

この日の本題は「Inspiration Materials Map」を作成し、すでにあるものの組み合わせで問題解決型のアイデア発想法を学ぶこと。日ごろ皆さんの身近にある「ユニーク」なプロダクトを集め、そのプロダクトについて、「何に面白さを感じたのか」を可視化していきます。これは最終回の新しい事業アイデアの発想を助けるツールとなります。

皆さんが集めてきたプロダクトはなかなかユニークなものが含まれていました。例えば「2輪駆動自転車」「自動お掃除ロボット」「twitter」「イヤホン付きパーカー」など。ここからユニークポイントをキーワードとして抽出し、Inspiration Materials Mapを作成しました。沢山ポストイットが貼られているのは、それだけ皆さんがユニークなプロダクトを見つけられた証拠です。

(4日目)
いよいよMMワークショップの最終日。これまでのワークショップの成果物をもとに、新規事業アイデアを考えていきます。2日目に作成した「Design Challenge Map」(事業領域)、3日目に作成した「Inspiration Materials Map」(発想のヒント)をもとに、新規事業のアイデアを出すという、4日間で最もチャレンジングな課題に向き合いました。この日はMM横田さんから「アイデア発想のコツ」も伝授されインプットも終了。あとは個人ワークとグループワークに時間をかけ、アイデアを形作っていきました。

おそらく全ての方が「時間が足りない・・・!」と感じたと思いますがタイムアウト。全体発表に移りました。出てきたアイデアは「遺言機能付き携帯電話」や転がすと光るボール「コロコロライト」、手で振ったり、靴底に仕込んだ仕掛けで発電する「フルフル」など。震災以後の社会の変化から見いだしたニーズに、モノ作り企業ならではの技術の裏付けが伴ったユニークなアイデアが揃いました。

(ワークショップを振り返って)
今回のワークショップを経験して一番印象に残ったことは、ワークショップに参加された企業の皆さんの頭の柔らかさでした。MMの伝えたいことの1つとして、「イノベーションは特定の天才だけが生み出せるものではなく、コツを掴むことで私たちでも生み出していける」というメッセージがあります。ワークショップでは社員の皆さんの発想の豊かさに触れ、本当にその可能性を実感しました。スポーツのトレーニングと同じで、初めはうまくいかなくても、続けることで少しづつ結果が見えてくると信じています。参加者の皆さんの今後に注目しています!

2012年3月19日月曜日

●○ NPO法人Motivation Maker公式メールマガジンVol.1 ●○

MMメールマガジン始まりました!


Motivation Makerはこれから2週間に1度メルマガを配信していきます。
みなさまのご声援よろしくお願いします。 

●○ 最近のMM ●○  
1. 2011度の活動紹介
  • 子供向けワークショップを通期WS12回とスペシャルWS6回実施。
MMは2011年度より通期ワークショップを始めました!
上期と下期それぞれ6回ずつ開催し、多くの方にご参加頂きました。
みなさんのご協力とご声援のお陰で私達も楽しく運営することができました。
それぞれのワークショップについてブログ記事より詳細をご覧下さい。
ーーーー
5/14(土)東大生の相談にのってみよう!
6/12(日)街角探検!写真で”宝の地図”づくり
7/10(日)我が家の新定番メニューをつくる!
8/6()分解から学ぶモノづくり!~エンジニアと共同開発体験~
8/20(土)デザイナー体験「Fan Fun Summer!!」
9/11(日)明日のモチベーションの育て方 

12/4(日) コピーライター体験!「ことばを創る」を修行する。
http://motivation-maker.blogspot.com/2011/12/2011ws.html
12/18(日) 異文化体験!オランダのメリー・クリスマス!
1/22(日) 五感活性化体験!遊ぼう、ふだん使わない感覚で。
2/19(日) 研究者体験!不思議を見つけるちからをつける@科学未来館
3/11(日) 空間開発体験!2030年の学校を、デザインしよう。
3/25(日) 未来創造体験!明日のモチベーションの育て方
ーーーー
また、通期ワークショップ以外にスペシャルワークショップを6回開催いたしました。
震災復興支援の一貫として、被災地から東京へ避難して来られた家庭向けのワークショップをTeach for Japan (旧Learning for All)さんと協働で2回開催しました。
今年度5月には関西支部も設立し、8月に大阪で開催されたEDU★CORE2011に出展したり、昨年度もワークショップを開催させていただいたMMのアドバイザー炭谷俊樹さんが運営されている、ラーンネット・グローバルスクールの文化祭「のびのびフェスティバルでは、関西支部主導でワークショップを行いました。
さらに私達の出身団体である、東京大学i.schoolで私達が主催のワークショップを夏と冬に1回ずつ行いました。
8月にはフィンランドとの国際交流! 東京大学i.schoolとフィンランドの大学・Aalto大学とMMが一緒に企画しました。
2月に開催したワークショップでは、なんと上期に通期ワークショップに参加してくれた金子光代さんと荒谷翼くんがファシリテーターを努めてくれました!
下期の通期ワークショップは3月で終わってしまいますが、4月もスペシャルワークショップがあるとかないとか…?

2. 通期ワークショップ第5回開催しました
  • 3月11日「空間開発体験!2030年の学校を、デザインしよう。」
おなじみMM新聞はこちらです!
震災からちょうど1年経ったこの日、MMでは2030年の未来について子どもと大人が一緒になって考え、表現しました。
詳しい内容はまたブログで紹介させていただきます。乞うご期待です。

3. モチコラム
  • メンバーからのお便りコーナー。初回はドイツ留学中メンバーより。
みなさん、こんにちは。MMの遠藤友里恵です。私は去年の9月からドイツに留学に来ています。
9月から2月まではミュンヘン工科大学という大学へ交換留学をしていました。
「交換」なので私がドイツに来る代わりに、ドイツの学生が日本に留学に来ています。私はその方に直接は会っていませんが、私と同じように「外国」で頑張っているのだな、と思うとなんだか楽しいですね。
大学では建築学科の授業を取っていました。授業といっても教授が一方的に話す授業ではなく、教授と生徒が、時には一対一で話しながら進めていくものでした。教授は一人ひとりの生徒の話をじっくり聞いてくれ、英語が得意でない私の話も一生懸命に聞いてくれました。
最後にはこんな感じで発表会をして終わりました。
3月からはベルリンでインターンをしています。MMアドバイザーの田村大さんに紹介されてドイツテレコムという会社で働いています。
まだ働き始めて日が浅いので、分からないことだらけですが楽しく過ごしています。その一つの要因は、この会社とは思えないほど、素敵な空間!
こんなところで働いたら、毎日楽しくなりますね。
日本には夏に帰国予定ですので、帰ったらまたMMのワークショップに参加しますね!

2012年3月10日土曜日

研究者体験!不思議を見つけるちからをつける@科学未来館

こんにちは。Motivation Makerの岩田拓真です。
少し時間が経ってしまいましたが、2月19日(日)に行われた第4回モチベーション・ワークショップ
「研究者体験!不思議を見つけるちからをつける@科学未来館」の報告です。

今回は、
①当日の様子
②子どもたちの「研究テーマ」!
③実はワークショップ前に考えていたこと
④ワークショップを終えて
を順に紹介していきたいと思います。


①当日の様子

2011年下期のワークショップも、今回が4回目。
参加者の子どもたちもだいぶMMの雰囲気に慣れてきたのか、元気いっぱいです。
今日の開催場所は、科学未来館。ウメサオタダオ展もやっていて、沢山の来場者がいました。
(たまたま、文部科学大臣も視察に来られていました)。

12時半に集合して、まずは、Motivationリーダーの風間正利さんから挨拶。
「今日は風間ハカセと呼んで下さい!」と勢いよくスタート!恰好も白衣で気合が入っています笑


まずは、「不思議」を探す時間。
「今日は自分が不思議だと思うことを科学未来館の中で探してきて下さい」という説明を風間ハカセから聞いた後、
家族ごとに探検に出発。展示ルームの中で不思議なことを見つけたらチェキで写真に撮ってきてもらい、
不思議発見シートに「なぜ●●なんだろう?」というタイトルを書いて、写真を貼ってもらいます。
(ちなみに、大人には1つ、子どもには4つの不思議を見つけてもらいました)

宇宙・医療・ロボット等色んな展示がある中、皆興味深々で探検をしていきます。
最初はどれを写真に撮ろうか迷いながらだった子も徐々に「これ撮ろう!」と動きが早くなっていきます。




1時間半の探検を終えたら、今度は「不思議」を深める時間。
大人と子どものペアになってもらい、見つけてきた不思議に対して、「なぜなぜシート」を書いてもらいました。



「なぜなぜシート」の書き方は下記の通り。
1.不思議1: Aさんが、まず「なぜなぜシート」の一番上に、見つけてきた「不思議」を書きます。
2.答え1:  Aさんが、その答えを自分なりに書きます。
3.不思議2: Aさんの答えに対して気になったことを、Bさんが質問をします。
4.答え2:  AさんはBさんの質問に対して答えを書きます。
この、3と4を繰り返してもらって、どれだけ不思議を深められるかを競います。
子どもと大人で、質問する人/答える人を交互でやってもらい、最後は自分1人で「なぜなぜシート」を作ってもらいました。

最初は、少し苦戦していた子どもも、最後はなんと10個以上不思議を深めた子も出来て、大盛り上がり。
風間ハカセも、参加者の皆の思考力に「すごい」と唸っていました。



そして、最後は「不思議」をもとに研究テーマを考えてもらう時間。
研究テーマシートに「何を」「何で」「何する」研究なのかを書いてもらいました。このシートも意外とすいすい進みます。
皆さん「なぜ」のスイッチがしっかり入ってどんどん加速している感じでした!チーム内での発表も活気を帯びています。


全てを終えた後、風間ハカセから一言。
「今日やった、不思議を見つけたり、不思議について考えたり、不思議について他の人と話したりすることを
ぜひ普段もやってくれるとうれしいです。それを続けていくと研究者になれると思います」


②子どものたちの「研究テーマ」

さて、どのようなワークショップだったか雰囲気は掴んで頂けたでしょうか?
どんな不思議が出てきたのだろう?どんな研究テーマが発表されたんだろう?ということが、
皆さん気になってきた頃だと思うので、参加者の皆さんが出したアウトプットの例もいくつか紹介させて下さい。

まずは、皆が見つけてきた「不思議」の例。
「人間の遺伝子はなんでこんなに細かいの?」「地球はなんでこんな形をしているの?」
など、わくわくする「不思議」がいっぱいです。


お次は、「なぜなぜシート」の例。
「なぜ成人の脳は2リットルのペットボトルの半分の重さがあるのか?」という不思議を深めています。


そして、最後に「研究テーマ」の例。
「パイプエレベーターを日本からブラジルまでつなぐ研究」や。。。
「ロボットに、人間がふだん暮らしている家で、人間と同じ生活をさせ(て観察す)る研究」など。。。



いつも思いますが、幅広さ、目の付け所はすごく考えさせられます。本当に面白い!
プロの研究者の方も、そうでない方も、是非一度試してみられると、新たな気づきを見つけられるかもしれませんね。
是非お試しください。


③実はワークショップ前に考えていたこと

実は、20011年上期(6月)に研究者体験のワークショップ「街角探検!写真で”宝の地図”づくり」を行ったことがありました。
その時のコンセプトは「自分が不思議だなと思う心を大切にして欲しい」ということ。
普段、学校では「知っている」「わかっている」ことが褒められます。知識に点数が付きますよね。

でも、その時MMでは「誰も知らない」ことも同様に(もしかしたらそれ以上に)大事なんじゃないか、と考えました。
誰も知らないこと・見つけられていないことを「これ不思議だなぁ」と発見できる力のことです。

そのため、ワークショップでは「一番不思議なことを発見した人を表彰しよう」ということに決め、
科学博物館で「一番の不思議」を参加者の皆に探してもらいました。
最後に子ども・大人全員の参加者同士の投票で、見事「最も不思議な賞」に選ばれたのは、
「アンモナイトは」でした。


※その他、ワークショップ「街角探検!写真で”宝の地図”づくり」についての詳細はhttp://motivation-maker.blogspot.com/2011/06/blog-post_8244.htmlをご覧ください。

そして、その流れを組む今回のワークショップ「研究者体験!不思議を見つけるちからをつける@科学未来館」。
モチベーションリーダーの風間さんと一緒に、榊原さんと私岩田で最初に考えたのは、
「不思議を探してきた後に、その不思議を「何でだろう?」と考えていくのも研究者にとって大事なことだよね」ということです。
難しい問題ほど、すぐには答えが出ないので、何度も自問自答して深めていく必要もあります。
また、「考える時に自分の視点だけじゃなくて「色んな視点」も大事だよね」ということについても話しあいました。
研究者の人は、自分で深く考えたことを他の研究者の人や他の分野の人と議論をして、どんどん深めていきます。

そこで、決まったのが、
「気づく」⇒「深める」⇒「語る」という流れ!

なぜだろう?という不思議を見つけて、それを深めて、語り合うことが大事ということがうまく伝わったらということを期待して、
「不思議発見シート」「なぜなぜシート」「研究テーマシート」を作り、ワークショップの流れを考えていきました。

いつもモチベーション・ワークショップを設計している中で、一番に大切にしているのは、「モチベーションの源泉」です。
モチベーションリーダーにとって、「何が大事か」「何にモチベーションを感じているか」ということです
そこで、今回も風間さんが研究者として大切にしていることから話を始め、3人で形にしていきました。
いいワークショップにするために、このプロセスには時間をかけますが、いつも楽しくやっています。


④ワークショップを終えて
最後に、思ったことを少しだけ。

今回のワークショップを設計・運営させて頂いて改めて感じたのは、
「不思議」って身の回りにたくさんあるんだな、ということ。実際に、ワークショップを考えている中でも、
メンバーの間で色んな議論が起こり、自分が当たり前だと思っていたことが何度か覆されました。
そのたびに考える「なんで自分ってそう考えていたんだっけ?」「これって何でだろう?」。

話している中での「不思議」も、歩いていてなんとなく見つける「不思議」も、
考えている中でふと頭に浮かぶ「不思議」も、最初はちょっとした違和感から始まる気がします。
言葉にならない違和感。肌が少しピクっとする感じ。こういった感覚を無視しないでちゃんと向き合うこと、
そこからどんどん深めて考えていくこと、色んな人の意見を聞いてまた考えたり行動したりすること、
そういうことをちゃんとひとつひとつ大事にしたいなと思いました。

皆さんはどう思われましたか?
是非、このブログを読んで不思議だなぁと思ったことを大切にして頂けると嬉しいです。


Motivation Maker岩田