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2011年12月23日金曜日

『異文化体験!オランダ、もう1つのクリスマス』(2011年下期第2回モチベーションWS)


Goedemiddag!(オランダ語のこんにちは)
今回のWSでモチベーション・リーダーを担当しました、パートナーの渡辺たけゆきです。
12月18日の下期第2回目WSでは、私の大好きな国オランダの冬の習慣「シンタクラースとスワルトピート」を体験していただきました。その様子をレポートします。

(シンタクラースのお供のスワルトピートの衣装を着た私。
はじめは私の黒い見た目を「怖い」と言っていた参加者のみなさんが、
WSを通じてオランダ文化の理解を深めることで、徐々に親しみを持ってくれたのがうれしかったです)

参加した親子は15組。さらに、今回はスペシャルモチベーション・リーダーと称しましてオランダ出身のレオンさんにもお越しいただきました。MMメンバーも衣装に着替え、会場の3331アーツ千代田は大いに盛り上がりました。


◆クリスマスってどういうの?

まずオランダのクリスマスの説明に入る前に、「クリスマスってどういうの?」と質問を投げ、クリスマスのイメージを絵に描いてもらいました。


 ・12月25日にトナカイのソリに乗ってサンタクロースが北の国からやってくる
 ・靴下を用意して、ツリーの近くに置いておく
 ・みんなが寝静まった夜にサンタクロースが煙突から家に入ってきてプレゼントをくれる
 ・クリスマスツリーや綺麗なイルミネーションを飾る
 ・家族でチキンやケーキを食べる
 ・ゲームソフトを買ってもらう(!?) などなど

「あるある~」とみんなが口を揃えるクリスマスのイメージばかり。特にサンタクロースの絵がたくさんでてきました。「クリスマス=サンタクロース」「いつもよりちょっとご馳走」「きれい!楽しい!」というのが、だいたいみんなが持っているクリスマスのイメージのようでした。


でも、私たちのこのクリスマスのイメージは他の国でも一緒なのでしょうか?


◆ クリスマスは世界中同じ?

幼少期をオランダですごした私や、オランダ人のレオンさんにとって、クリスマスのイメージは少々異なります。
このセッションでは写真やビデオ、クイズ、そしてレオンさんへの質問を通して、オランダの風習について知っていただきました。さて、日本のクリスマスと、どんなことが違うかな?


 ・(サンタクロースじゃなく)シンタクラースとお供のスワルトピートたちが、スペイン(南の国)から蒸気船に乗ってやってくる
 ・シンタクラースが来るのは11月の中旬。3週間滞在した後、12月5日にはスペインに帰る
 ・ツリーを飾るクリスマスは25日にまた別途におこなう
 ・ロバに乗っていて、家だけでなく学校にも来る


(シンタクラースから借りた衣装を着た石塚さんとレオンさん)

 ・シンタクラースたちがオランダにやってくるときは、TVで中継される
  (外部サイト http://www.youtube.com/watch?v=gRUDf4TNb1A)

 ・プレゼントやお菓子、ペップノーテンというクッキーをくれる 
  (みんなにも試食していただきました)

このように、オランダと日本ではクリスマスのやり方が少しずつ違います。

毎年夏に行われているサンタクロースの国際会議の写真をインターネットで見つけました。こちらの写真ではサンタクロースの衣装が国によって違っているほか、サンタではない人、例えばドイツのクネヒトルーブレヒト(通称ブラックサンタ!)やオランダのシンタクラース&スワルトピートなどが写っています。


クリスマスと一口に言っても、国によってお祝いの仕方は異なるのですね。


◆オランダのやり方でサンタクロースに「ありがとう」を伝えよう

 日本では家にサンタクロースに来てほしい子供は、靴下をツリーの近くや枕元に置いておくのがポピュラーです。
 しかし、オランダではロバのエサ(バケツ1杯の水、ニンジン)、シンタクラースやスワルトピートへのお茶や茶菓子、感謝の手紙などを用意することが習慣となっています。プレゼントを配っている彼らの労をねぎらい、「ありがとう」の気持ちを伝えるためです。

 「プレゼントを持ってきたのに、靴下が置いてあるだけなんて!サンタクロースってかわいそう」っと (私は個人的に)思ったので、参加者のみなさんにサンタクロースに感謝を伝えるにはどうしたら良いかを考えていただきました。

 サンタクロースが喜ぶ「ありがとう」のプレゼント案をポストイットに描いて木靴の中に入れてもらいます。さてみんな、なにを描いたのかな?

(発表の1コマ。照れながらも、みんなどんどん発表の仕方が上手になっています。ちなみに右は普段はイケメンの岩田ピート)

 ・ソリ用ストーブ (サンタも足元は冷えるに違いない)
 ・手紙
 ・ホッカイロ、マフラー
 ・あたたかくて、おいしい草 (トナカイのエサ)
 ・スマホ (あると、便利)
 ・マッサージ機(あげないけど)使ってください
 ・ケーキ(夜に働くサンタも食べたいに違いない)     などなど


 サンタさんが何に困っていて、何を必要としているか。自分はどんな気持ちを伝えたいかなど、理由がしっかり伝わってくる答えが多くビックリしました。


◆同じやり方で「ありがとう」を他の人にも伝えてみよう

こんどは同じように普段お世話になっている人に「ありがとう」を伝えてもらうことにしました。





「ありがとう」を伝える相手として、家族、特に親御さんをあげる児童が多くいるのが意外でした。

クリスマスはふだんは照れくさくて言えない「ありがとう」を言いやすい日。ぜひ、お世話になった人にありがとうを伝えてあげてください。


◆親御さんにも「ありがとう」をお子さんに伝えていただきました

子どもが作業しているその裏で、保護者の方にも「ありがとう」と子どもの1年間のがんばりを褒めるクリスマスカード(通称モチ・クリカード)を書いていただきました。
子どもたちの反応は??

(モチ・クリカードを手渡す様子)


◆今回伝えたかったこと

・国によって文化や習慣が違うこと(オランダのクリスマスと日本のクリスマスはちょっと違いました)
・「ありがとう」を伝えよう(25日のクリスマスはぜひ「ありがとう」を伝えてください)



◆私からもスペシャルありがとう

・今回のスペシャルモチベーション・リーダーとして大活躍&大人気だった身長204cm、オランダ出身のレオンさん
・レオンさんを紹介してくださり、また衣装の貸し出しやイベントの視察を受け入れてくださった在日オランダ人サークルNKK と、担当してくださったモニークさん。
・会場であるアーツ千代田のみなさん
・MMメンバーとサポートメンバー
・参加してくれたみなさん
本当にありがとうございました。

Dank u wel.
Prettige Kerstdagen en een Gelukkig Nieuwjaar♪

(オランダ語:ありがとう メリークリスマス&ハッピーニューイヤー♪)

2011年12月7日水曜日

2011年下期第一回モチベーションWS「コピーライター体験!『ことばを創る』を修行する。」

こんにちは。Management Directorの沼田逸平(@ippeilove)です。
最近、新しいアルバイトを始めたのですが、チーフに怒られるのが悔しくて、たまに褒められるのが嬉しくて、急場しのぎのアルバイトのつもりが中々楽しくなってきました。

さて、今回は12月4日に行われた、モチベーションWS「コピーライター体験!『ことばを創る』を修行する。」の様子をレポートをしたいと思います。これは3月まで続く全6回のモチベーションWSの第一回目となります!まだ出来て2年目のMotivation Maker(以降MM)としては下期に通期として行うのは初めてになります。(通期WSが始まったのは今年の4月から)通期ワークショップに参加するお子さんには、6回を通して、自分のモチベーション(やる気)のありかを見つけ、それを次に、自分の人生につなげていける、そんな「モチベーション・メーカー」になってもらえたらいいな、と思いこのプログラムを僕たちは提供しています、
そのため、本物の体験や、僕たち自信の今のモチベーションの源泉を伝えることを僕たちはすごく大事にしています。


さてさて、今回のテーマは「コピーライター体験」、ということで、今回のモチベーション・リーダー(モチベーションを伝える人がMMでは毎回違います。その人のことをモチベーション・リーダーと呼んでいます)は大手広告代理店でコピーライターを務める山田さん(@soyamada)!私たちが見なれた商品の広告
やパッケージを考える仕事をしています。

広告を創る、とはどういうことなのか。普段私たちが見慣れている広告はどんな人が、どんな想いで作っているのか。そしてそこから普段の生活にどんなふうに役立てることができるのか。それらが今回MMが伝えたいモチベーション・メッセージ。


まず、最初に親御さんもお子さんもMMのメンバーも一緒になってグループを作り、「くだもの応援団」というゲームをやりました。
ルールはシンプル。

・目の前にあるくだものの良いところを褒める
・いっぱい出せたチームが勝ち!

例えばお題がバナナだったら、「色がきれい!」とか「ギャグに使える!」とか。でもバナナなのに、「青い色がきれい!」とかは褒めているんじゃなくて、嘘ですよね?なのでそのような明らかに違うものはナシですが、他の人にとっては褒め言葉ではないかもしれないけれど、自分にとっては褒め言葉なモノは有り!例えば「形が独創的でインスピレーションを刺激する!」。ヒトによっては違うけれど、それが自分にとって褒め言葉なら、このゲームではそれもあり、なのです。

実際のゲームのお題は「みかん」!ゲーム形式にして、いっぱい出せたチームには商品もあったので、ゲームはかなり白熱してどの班にも大量の「褒め言葉」を書いたポストイットが!その中にあったのは、「コタツにあう」「ジュースになる」「みかん鍋がある」「お掃除にも使える」「みかん風呂も気持ちいい」「種がない」などなど。大人もアッ!と思うようなスルドイ褒め言葉がたくさん出てきました。中には「アメリカ」という言葉も!(笑)

次は、MMのお兄さんとお姉さんを友達に紹介する時の褒め言葉を考える!山田さんから、「MMのお兄さんとお姉さんはいい人たちなのに、モテなくてモテなくて困ってます!」と悲痛なメッセージにより、スタート!
ルールはくだもの応援団と一緒で、たくさん出したチームが勝ち。
小学生が考えた、MM風間さんをモテモテに紹介するコピーには、「笑顔がステキ」「まじめ」「てれやさん」「ポケットが2重」「ホクロの数がちょうどいい」などなど。

しかしこれだけでは終わりません。
その後、インタビューセッションがあり、MMのお兄さん、お姉さんの内面をもっとよく知る機会がみんなに与えられました。そこで子どもたちはガンガンお兄さんたちに質問していきます。
例えば「ワンピースでたとえるとお兄さんはどのキャラクター?どうして?」などなど。

その後さっきと同じように、お兄さんお姉さんを褒めるコピーを考えてもらうと、さっきは外見を褒める言葉が多かったのに対して、今回はその人の性格や、やってきたこと、夢などもっと視点が一歩深くなった
褒め言葉が出てきました。


↓褒められて恥ずかしがるMDの風間さん!(笑)

ここでモチベーション・リーダーの山田さんから本格的なコピー制作体験のコツが伝授されます。
①よく知る>>よく話す、よく考える
②「表面」より「中身」
③「どういうか」よりも「何を言うか」
④たくさん作ってみる

これまでの三回のゲームによって段階を経て、このコツが自分でやることで伝わっていたかと思います。


そしていよいよ、本日のメインイベント!実際にスナック菓子のコピーを考えてもらいます。
そのスナック菓子を実際に食べてみたり、競合商品も食べたりして、違いを考え、よいところを発見していきます。

褒め言葉を探すのに今日一日で慣れたのか、色んな褒め言葉が色んな角度から出てきます。
触感、におい、味に留まらず、どんな人と食べたいか、どんなシーンで食べたいか、どんなイメージの商品か、などなど。

↓褒め言葉をポストイットに書いてみんなで考える。こんなにたくさん!!
商品をポスターにするときに使える良いコピーを決めた後は実際にポスター創りに入ります。
今回は雑誌から写真を切り抜いて、ポスターを作る、コラージュという手法を使ってポスターを作ります。
自分たちで考えたコピーを上手く表現しているような写真や絵をみんなで必死に探していきます。
今回は親御さんも一緒にグループで製作したので、親御さんも写真探しに一生懸命!

最終的に出来たポスターはブログには載せられないのですが、かなり出来のいいモノができました。


そして創り終わったら山田さんから最後のモチベーション・メッセージが。

今回学んだのは、何かの良いところを褒める、ということが広告だ、ということ。人生を、世界をポジティブにとらえて、発信していく。
今日学んだのは確かに、「コピーライターってなんだろう」ということでした。
でも本当に学んだのは、今日のWSの一つ一つが凄く楽しかったはずだ、ということ。つまり、モノの、ヒトの、良いところを発見して言葉にしていくことはきっとすごく楽しいはずで、ポジティブに生きることは、すごく大事なこと。
そのことを忘れないで毎日を生きていけば、友達の良いところを積極的に見つけて言葉にしていけば、きっと楽しい毎日が送れる。そんなメッセージをこの有名なNikeのCM( http://www.youtube.com/watch?v=sp6s8YmTyEY )を流しながら、第一回目のWS「コピーライター体験!『ことばを創る』を修行する。」は終了しました!


お越しいただいた、ご家族のみなさん、ありがとうございました!
これからもMMは定期的にWSを開催して、このブログで様子を報告していく予定ですので、みなさまもよろしくお願いします!!


ちなみに、下の映像は神戸芸術工科大学の曽​和具之先生にご協力頂き、リアル・タイム・ビデオという​技術を用いて、ワークショップ当日に撮影と編集をし、会の終了時に流した映像です。

こうすることで、ワークショップの内容をより深く振り返​ることができたり、家に帰ってもワークショップの話ができます。 こういったモチベーションアップのタネをたくさん考え、実際に​おこなっています!楽しいですよ!!




では、コメント、ご連絡などなどもお待ちしております~!ツイッターは @npo_MM へ、メールは infoアットマークmotivation-maker.orgへ!

2011年12月4日日曜日

12月~3月に、第2回「モチベーション育成ワークショップ」を開催決定!

こんにちは。Motivation Makerの岩田拓真です。
共同代表にも関わらずblog登場率が低いので、改善計画中です。

さて、本日は、長らくお待たせしておりました、
下期(12月~来年3月)の「モチベーション育成ワークショップ」開催決定のお知らせをさせて頂きます!
(小学校中学年~中学生向けのワークショップになります。お子さんの「やる気」や「知的好奇心」、「夢を描くちから」を刺激する体験プログラムを提供させて頂きます。)

上期、様々なワークショップを開催させて頂き、計200~300人の子ども・大人の皆さんに楽しんで頂きましたが、
その経験をふまえて、もう一段更に楽しい、そして人生のモチベーションにつながるワークショップを企画致しました。
新企画ばかりです!!!

全6回のワークショップの内容はドドン!こんな感じです。
楽しそうですよね?私自身は、すごくワクワクしております。

12/4(日) コピーライター体験!「ことばを創る」を修行する。
12/18(日) 異文化体験!オランダのメリー・クリスマス!
1/22(日) 五感活性化体験!遊ぼう、ふだん使わない感覚で。
2/19(日) 研究者体験!不思議を見つけるちからをつける@科学未来館
3/11(日) 空間開発体験!2030年の学校を、デザインしよう。
3/25(日) 未来創造体験!明日のモチベーションの育て方

詳細ご覧頂き、興味のある方は是非ご連絡下さい。お友達・お知り合いの方への転送も大歓迎です。
特に、ひとり親家庭の方は優先してご案内させて頂きますので、宜しくお願いします。

--------以下、転送・転載自由--------

"Motivation Maker"
~未来のおとなに、モチベーションを。~

Motivation Maker(モチベーション・メーカー)は、
子どもたち(未来のおとな)のモチベーションを向上させるための
教育プログラムを提供するNPO団体です(http://motivation-maker.org/)。

短期的に必要とされる知識やテクニックではなく、長い人生を自律的かつ自立的に生き抜くための
「モチベーション」を大切に育んでもらいたいと考えています。

【半年間の下期ワークショップ(WS)開催】
私たちMotivation Makerは、今年の59月(上期)の週末に計6回、子ども向けの半年間の教育プログラムを提供し、
累計300人程度の子ども・大人の皆さんに楽しんで頂きました。

「東大生の悩み相談に乗るWS」から「ものづくりを体験するWS」、「自分と社会の未来を考えるWS」まで、
様々な内容のWSを行い、自分の興味・関心を知り、仲間を作り、色んな力を磨いてもらいました。
WSの詳細は、ブログ(http://motivation-maker.blogspot.com/)をご覧ください。

そして、今年12月~来年3月にかけて、2回目の通期WSを開催します。
対象は、原則として小学校中学年~中学生。自分自身のやる気を高め・維持する力を持つ子どもを育成することを目的とします。
12月~3月の週末に月12日程度集まり合計6日間をかけて、東京大学の施設や様々な公共施設、博物館、緑地のある公園を、
縦横無尽に活用し、子どもと大人が共に主体的に関わり合うことで進行する教育プログラムです。

この機会で学ぶのは子どもだけではなく、親御さんをはじめとした大人も含まれています。
子どもと大人が皆でワクワクしながら学び合い、愉快な明日を実現する教育プログラムになっています。

奮ってご参加ください!

【概要】
日程:12/4()12/18()1/22()2/19()3/11()3/25()
場所:首都圏近郊(東京大学本郷キャンパスを中心に開催)
対象:小学校中学年程度~中学生(※親御さんも是非一緒にご参加下さい)
定員:15名程度(4回以上参加できそうな方)
※応募者多数の際には、ひとり親家庭を優先させていただきます。
※通期以外の申し込みの方も、各回若干名となりますが募集しております。
参加費:原則無料
安全面のお知らせ:毎回のWSで「行事保険」へ事前加入いたします。(加入料はMMが負担いたします)。
保険の範囲を超える事故・怪我については当団体では保証しかねますので、予めご了承ください。
WS当日に承諾書にご記入頂きます。
主催:教育系NPO法人Motivation Maker(モチベーション・メーカー)
申し込み方法:メール又は電話にて、氏名・学年・連絡先・参加できそうな日程を、お知らせ下さい。
参加を迷われている場合もご連絡頂ければ、質問にお答えさせて頂きます。
①メール申込:info@motivation-maker.org(下記フォーマットを活用下さい)
②電話: 03-6868-6022 (担当:伴瀬晴美)
・平日昼間の時間帯は電話に出られない可能性がありますが、留守番電話に伝言頂ければ2日以内に折り返しご連絡させて頂きます。
締切:一次締切11/15, 二次締切11/25(一次で定員に達した場合、二次応募は行いません。)

------参加申し込みフォーマット------
・「氏名(ふりがな)」(※お子さんと親御さん、参加される方全員分)
・「学年」
・「住所」
・「電話連絡先」
(※別の世帯のお子さんなど、連絡先が異なる方がいらっしゃる場合は、その方のご連絡先も別途ご記載下さい)
・「参加できそうな日程」:12/4()12/18()1/22()2/19()3/11()3/25()
------参加申し込みフォーマット------

【過去のWS紹介(一部)】
記念すべき第1WS2010/9/23LEDで、光のプレゼントをつくろう!
http://motivation-maker.blogspot.com/2010/10/led-923.html

今年の上期WS3回(2011/7/10)我が家の新定番メニューをつくる!
http://motivation-maker.blogspot.com/2011/08/blog-post.html

今年の上期WS5回(2011/8/6)分解から学ぶモノづくり!~エンジニアと共同開発体験~
http://motivation-maker.blogspot.com/2011/08/blog-post_12.html

今年の上期WSの締めくくり第6回(2011/9/11)明日のモチベーションの育て方
http://motivation-maker.blogspot.com/2011/10/at-3331.html
--------以上、転送・転載自由--------




【上期の様子】





2011年11月14日月曜日

世界の子供のモチベーション~ガーナより愛をこめて~

みなさんはじめまして、
モチベーションメーカーの高垣陽子です。

今回は、世界の子供たちシリーズ第3弾。
砂子田さん、沼田さんに続き高垣が書かせていただきます。

私は、ガーナにある孤児院でこの夏を過ごしました。

アフリカに行くのは初めての私。ちゃんと6週間過ごせるか不安でありませんでした。

どんな子がいるんだろう?
ちゃんと仲良くなれるかな?
日本人を見るのは初めてに近いんじゃないかな?
受け入れてもらえるかな?

ドキドキしながら、孤児院へ向かいました。

私の不安で仕方ありませんでしたが、孤児院の扉をあけるとそこにあったのは、あふれるばかりの子供たちの笑顔でした。


アジア人が珍しかったのか、すぐさま質問の嵐。

『日本からきたんだろう?何時間かかったの?』

24時間ぐらいだよ、って答えると大きな目が飛び出すぐらい驚いていました。


『YOU TUBEでみたよ。津波大変だったね。YOKOの家族や友達は大丈夫だったかい?』

地球の裏側の日本の地震のこと。彼らは心底心配してくれている様子でした。やさしい子たちなんだなぁと感じる同時に、文明の利器によって、世界の距離が小さくなっていることを感じました。

私が訪れた孤児院は、100人ほどいる大規模のものでしたが、運営スタッフはたったの5人程度。
1人1人に目をかけてやることは到底出来る状態ではなく子供たち自身が、食事・洗濯・掃除をし、若干7歳の女の子が、5か月の赤ちゃんの子守をしていました。

自立心にあふれ、きびきびと動く子供達の姿がそこにはありました。
かっこいいなぁこの子たち。
孤児院に来た当初はこんな風に思っていました。

しかし、生活にも慣れ始め私にも余裕が出てきたころ彼らが時折見せるさみしそうな顔をキャッチし始めめあることに気付きました。

あぁー、こんなにしっかりしているけど、彼らも注目されたい、愛されたい子供なんだよなぁと。

そのことを気付いた日から、彼らと過ごす時は出来るだけ、一人ひとりのいいところをいうように。
一人ひとりと向き合うように、心がけるようにしました。

ちょっとしたほめ言葉でも、はにかむような子供たちの笑顔を幾度となく見ることができました。


『注目してやる。あなたのこと見てるよって言ってあげる。』


私は、このことを親から自然と受け取っていて当たり前のことになっていたような気がします。


子供たちにとって、大きなのモチベーション1つとして

『誰から注目されている、見守られている』

ということを感じられる環境があるということがあげられるのかも知れません。
安心感ってとっても大事なんでしょうね。

見逃しがちなこの事実。
遠いガーナという異国の地で発見することができました。
忘れないようにしたいと思います。

あと、最後に『スポーツと芸術』は言葉の壁を超えますね!!!

6年間やっていたバスケットボールと小さなころから好きだった絵で何度もガーナの方々と心を通わすことができました。


こういう瞬間、人の持つ感情は、どこに住んでいようがやっぱり一つだ!と感じられます。


言語以外の形でのコミュニケーション
これもまた日本語をまったく使えない環境だからこそ大切さを再確認できました。

この夏の経験を活かし、MMで活躍できるようになれたらいいなと思います!

今後とも、よろしくお願いします。

2011年11月8日火曜日

ゼロから始める、モチベーション・ワークショップのデザイン



2011年11月27日(日) 10:00~17:00、東京大学にて大人向けのワークショップを無料開催します!

今回のワークショップのテーマは、「 ゼロから始める、モチベーション・ ワークショップのデザイン 」です。

参加者の皆さんには、MMのファシリテーションによる人間中心のイノベーション・ワークショップを通じて、自ら実際に、小中高校生程度を対象としたワークショップ型の教育プログラム (=モチベーション・ワークショップ)を考えてもらいます。

初等・中等教育に興味のある方、企業の社会的責任(CSR)の取組みに興味のある方、MMのワークショップ開発ノウハウに興味のある方、何か新しい ことを産み出すことに興味のある方の参加を特に歓迎します。

あなたも、小中高校生のために、イノベーティブな教育プログラムを考えて みませんか?


ーーーーーーーーーーーーー以下、転送可ーーーーーーーーーーーーーーーーー

公開 イノベーション・ワークショップ  vol.1
「ゼロから始める、モチベーション・ワークショップのデザイン」

「未来のおとなに、モチベーションを。」

特定非営利活動法人 Motivation Maker(以下、MM) は、小中学生向けに、
モチベーションに特化した教育プロググラムを提供するNPOです。

MMは、「人間中心イノベーション」 (=Human Centered Innovation) と呼ばれる概念に基づくワークショップの開発を得意としています。
まず人間や社会の洞察に始まる、そのアイディア創出方法は、世界的なデザインコンサルティングファームの IDEO 社や、
MMの出身組織である東京大学 i.school でも提唱されている方法論です。

今回のワークショップのテーマは、「 ゼロから始める、モチベーション・ワークショップのデザイン 」です。
参加者の皆さんには、MMのファシリテーションによる人間中心のイノベーション・ワークショップを通じて、
自ら実際に、小中高校生程度を対象としたワークショップ型の教育プログラム(=モチベーション・ワークショップ)を考えてもらいます。

初等・中等教育に興味のある方、企業の社会的責任(CSR)の取組みに興味のある方、
MMのワークショップ開発ノウハウに興味のある方、何か新しいことを産み出すことに興味のある方の参加を特に歓迎します。

あなたも、小中高校生のために、イノベーティブな教育プログラムを考えてみませんか?


【イベント概要】
公開 イノベーション・ワークショップ vol.1
「ゼロから始める、モチベーション・ワークショップのデザイン」

2011年11月27日(日) 10:00~17:00 (※途中1時間程度の昼食休憩)
東京大学本郷キャンパス内 (※参加可否確定後詳細連絡致します)
費用:無料
募集定員:10名(※応募者多数の場合は応募内容を考慮して選抜となります)

問い合せ: info@motivation-maker.org
主催:特定非営利活動法人 Motivation Maker
フライヤー: https://files.me.com/snowsnow8/rffs1k

申込サイト: https://ss1.coressl.jp/kokucheese.com/event/entry/21122/
(※参加希望の方は、必ず上記申込サイト経由でお申し込み下さい)

ーーーーーーーーーーーーー以上、転送可ーーーーーーーーーーーーーーーーー

2011年11月7日月曜日

MMがのびフェスに出展しました

みなさん、こんにちは。Motivation Maker(MM)パートナー岡村です。

1023()にMMは去年も出展させていただいた「のびのびフェスティバル」(のびフェス)に今年もワークショップを出展させていただきましたので、その様子を紹介させていただきます。



今年はMM関西支部メンバーを中心に小菅啓靖さん、谷脇栗太さん、横田幸信さん、岡村麻美のメンバーでお邪魔させていただきました!

のびのびフェスティバルとは、MMのアドバーザー炭谷俊樹さんが運営されている、ラーンネット・グローバルスクールの文化祭です。

今年で2度目の参加になります。

(去年ののびフェスについてはこちらを読んでいただければと思います。)

神戸の六甲山の大自然の中にある学校で行われる文化祭ということで、どのような文化祭が行われるのがわくわくしながら参加させていただきました。

のびフェスは子供たちのトトロの「散歩道」の元気な歌声とともに幕をあけました。

のびフェスでは、子供たち屋外でホットケーキや綿菓子を売っています。



工夫を凝らした「おばけ屋敷カフェ」の様子です。
テーブルや壁、照明にいたるまで、お化けがたくさん表現されていました。

また、メインステージでは子どもたちが手品や歌を披露する等子どもたちの活気で溢れており

ワークショップが始まるまでの時間MMメンバーはのびフェスを満喫させていただきました!



お昼からいよいよMMのワークショップの時間です!

MM関西としては3回目のワークショップとなります。

今回ののびフェスのテーマは「みんな元気」ということで、MMのワークショップは「色形で表現する元気!」ということで元気を色画用紙とコラージュで表現してもらいました。

ワークショップ開始の13時になると子供たちがぞくぞくと教室に入ってきてくれ、3,4歳の小学生に入る前のお子さんから、小学生、親御さんまで参加していただきました。

今回のワークショップのファシリテーターはMM関西代表の小菅啓靖さん。

デザイナーによる色形を表現するワークショップ。

どんなワークショップになるか楽しみです。


まずはMMと私たちMMパートナーの自己紹介から始まりました。

次に机に配っておいた白い画用紙に好きな色で二つ丸を書くよう小菅さんから指示があります。

思い思いの色を選んで二つのまるを書いていきます!

(まる)の書き方もみんなそれぞれ。

大きいまるから小さいまる、二つのまるが重なっている子もいれば離れている子も。

まるを二つ書くだけでこんなにも個性が出るんですね!


次にまるの中に元気なもの・元気な色という文字を書きます!

そしてそのまるからどんどん連想ゲームのように連想した言葉をまるでつなげて書いていってもらいます。


一生懸命考えながら、海といえば魚、魚といえばサメっといった風に連想ゲームのようにどんどんまるがつながっていきした!

最後にはこんなにたくさんの言葉がつなげられました!

とてもカラフルでこれだけで一個の作品みたいですよね?


そしてここからが本番!

いよいよ色画用紙と雑誌の登場!

色画用紙で形をつくり、雑誌を切り抜いて張ったりしてそれぞれの元気を創作する時間に入ります。

好きな色の画用紙を選んだら雑誌から元気なものを切り抜いていきます!

大好きなうどんばかり切り抜く子や満面の笑みで映っているおじさんを切り抜く子も・・・

さあどんな元気ができるかなー。

子どもたちに混ざって参加&ファシリテーションをしてくれた谷脇さんも奮闘中。


「画用紙の形をこんな風に変えてもいいんだよー」

と小菅さんからアドバイス。

これを受けてこどもたちの画用紙の形も立体的になっていきます。

画用紙を折ってみたり、画用紙を丸めてついたてに使ってみたり、工夫が凝らされます。


時間が経てば経つほどみんな集中してきました!

雑誌をはさみで切る表情も真剣そのもの。

みんなの手は全くとまる気配を見せず、むしろどんどんスピードアップしているようにも見えましたが

ここでタイムアーップ!


ということで、発表の時間に進みます。

自分の作ったものを持ちながら、どのように元気を表現したかみんなの前に立って発表してもらいました。

元気な花ということでひまわりをはっている子、自分の好きな食べ物をいろんな雑誌の中から器用に見つけて貼っている子、大好きなポケモンをずらーっと貼っている子、色形も、オレンジ、水色、ピンク、くしゃくしゃにしたものから三角形におったものまで、多様な元気が発表されました。

子どもだけでなく、保護者の方も作っていただいたのですが、「いつも使わない脳を使った感じです」とすっきりした笑顔で発表されていたのが印象的でした!「靴」から「いくら」が飛び出すなど大人の元気もすごく魅力的!と思いました。


今回1時間半のワークショップだったのですが、もっと時間があれば、きっと子供の創造力というのはまだまだ広がっていくのだろうなと感じました。子供の創作意欲、創造力は無限大です!

そんな子供たちを見ていて私ももっともっと頭を働かせて表現してみたいなと刺激をもらいました。


「今回のワークショップで大事なのは、言葉という曖昧なものを、目に見える形として表現するということ。」

なかなか、私も普段言葉というものを目に見える形で表現することってないのですが、自分の中にある思い・言葉を目に見える形にすると新たな視点や気づきがあるのかなと思いました。小菅さんらしい視点ですごく面白かったです。


去年ものびフェスに参加されていた横田さんの「1年でこんなにもこどもは成長するのか。去年と全然違う。」と言っていた言葉がすごく印象的でした。子どもに負けないよう私達も成長していきたいものです!


今回ののびフェス、ワークショップを通じて子供たちから多くを学ばしてもらい、楽しませてもらいました。感謝です。

ラーンネットグローバルの方々、ワークショップに参加してくれた子どもや親御さん、皆さま本当にありがとうございました。

2011年10月28日金曜日

世界の子どものモチベーション~インドから愛をこめて



はじめまして。Motivation Maker(=MM)でブログを書くのは初めての沼田です。
MMではマネージングディレクターという立場でワークショップの設計などをやっております。


今回の記事は砂子田さんに続き、世界の子どものモチベーションシリーズ、第二弾、今回はインドからです!

今年の夏僕は2か月ほどインドにいました。南から北までいろいろと放浪した中で特に印象に残っている子どもたちをご紹介したいと思います。

まず一番印象に残っているのはヴァラナシ(ガンジス河があるヒンドゥー教徒の聖地!)で出会った小学校2年と4年の兄弟。


彼らは親の洋服店を手伝っていて僕にもお店に来いっ!と激しい呼び込みをしていました。
面白そうな子たちなので、半ば仕方なく彼らの店に行くと彼らは色々と僕に聞いてきます。
しかしそこで僕はすごく驚きました。
彼らはすごいんです。何がすごいって、彼らはお客さんたちから英語を少しずつ習って、ある程度なら会話できるほどになっているのです。(インドの公用語は一応英語ですが、しゃべれない人のほうが多いです。彼らの英語はその辺の大人よりもずっと上手でした)
それに彼らは決して失敗を恐れないし、物おじしない!
たとえ文法を間違えようが、単語が分からなかろうが、気にせず、とにかくしゃべりまくる!ボディランゲージでなんとか伝えようとする!
それに勉強熱心で僕にも英語を教えて欲しいと言います。

なので、少し使えそうな英語を教えてあげた後に、「今度は僕に代わりにヒンドゥー語を教えてよ!」と言うと(当時少し勉強してたのです)二人は得意げになって、「じゃあこれから僕らが先生だ!」とふんぞり返って、競うように僕に教えてくれようとしてくれました。

ヒンドゥー語は発音が難しいので僕が発音に躓いていると、「じゃあ僕の後に繰り返してね!」とすっかり先生が板についていました。

僕が同じくらいの年のころ、親の手伝いもしていなかったし、学ぼうなんて全然思ったこともなかった。日本とインド、どちらが良いなんて言うつもりはないですが、遠いインドで思わぬモチベーションの塊に出会って僕自身を振り返る機会になった貴重な経験でした。感謝!

まだまだいっぱいあるのですが、長くなっちゃうのでこの辺で。
インドは汚くて臭いイメージばかりが日本ではありますが、決してそれだけじゃないこと、日本にはない独特の人懐っこさと温かさがあること、それが伝えられたなら幸いです!
著者は真ん中。後ろの三人はインドの、左の彼はモーリシャスからきた友人と。
Incredible India!!

2011年10月22日土曜日

フィンランドのお友達からメッセージが届きました!

こんにちは。Motivation Maker(=MM)パートナーの砂子田です。
今年8月にAalto大学×i.school×MMのコラボレーションワークショップ(=WS)、フィンランドのお友達にプレゼントを贈ろうを開催しました。
その後、WSに参加したAalto大学の学生がしっかりとフィンランドの子どもたちへ届けてくれ、その時の子どもの様子を写真や動画で届けてくれました!8月のWSに参加して下さった方はもちろんですが、もっと多くの方に見てもらいたい!と考え、皆さんにもフィンランドからのメッセージをお伝えします。

◆Alba
セサミストリートのセンスをもらったAlba。セサミストリートは1950年代にアメリカで生まれ、個性豊かなキャラクター達が描くストーリーは国境を越えて多くの子どもたちに親しまれています。
フィンランドでもポピュラーなキャラクターなのでしょうか。
写真から見える笑顔が嬉しさを語っているようです。
◆Felix
贈り物を広げてきゃっきゃと笑い、とても楽しそうです。
何か面白いことを発見したのでしょうか。





お母さんに「ありがとうは?」と促され、照れくさそうに「Thank you.」と言った姿が印象的でした。

◆Vera&Nea
玄関先でお出迎え!それともお見送りでしょうか。
二人がどんな贈り物を受け取ったのか気になります!
◆Julian
贈り物、開封の瞬間が!
贈り物の中を真剣にそっと開けて…
「これ、なんだろう!?」
見たことがあるという表情でしょうか、それとも初めて見るものに驚いているのでしょうか。
「こうしたら面白いんじゃない!?えいっ!」
弾ける笑顔や身体全体で、「ありがとう」を表現してくれているようです。
フィンランドの子どもたちがAaltoの学生や友人、家族とどんな会話をしながら贈り物を開けたのだろう、贈り物を使っているのだろう…と想像をめぐらせるだけでもとても楽しいですよね。この映像や写真を、WSに参加してくれた子どもたちにも何等かの形で届けたと思っています。
皆が遠いフィンランドのお友達のことを考え、選び、気持ちを込めた贈り物はしっかり届いていると、言葉は違えど子どもならではの心のどこか通じ合っているような感覚はきっと伝わっていると、MMを通じて日本の子どもたちにも感じてもらえたらと思います。そして、この記事をフィンランドの子どもたちにも届けたいと思います。
今回のフィンランドからのメッセージは、私たちWSを運営するMMメンバーにとっても大きな励みとなりました。
MMのWSに参加してくれている子供たちはとてもエネルギーに満ち溢れていて、いつも大人が子どもたちから元気をもらっています。
そんな子どもたちの笑顔が国を越えてつながる、そんな明日が広がるようにこれからもMMは歩んで行きたいと思います。