いつもは、3331 arts chiyodaさんでワークショップをしていますが、 2012年度下期通期プログラムの第二回となる今回は、特別に上野にある、国立科学博物館さんのお部屋をお借りしてワークショップを開催しました!
開催日は天気も良かった、1月27日です。
2.今日は研究者を体験!
今日のモチベーション・リーダーは東京大学でイノベーションの研究をしている、研究者の横田幸信さん。
まず研究者になるために、一番大事なことは、他の人が気付いていない不思議を見つけることが、本当はとても大事、と横田さんが伝えてくれました。
学校では分かる人が誉められるけれど、今日はその逆。
今日は、参加したみんなが研究者となって、科学博物館の中を探検しながら、大人も答えられないような不思議なことを見つけます!
3.科学博物館を探検!
一人一つのインスタントカメラを持って、科学博物館の中を探検します。 その前にまずは、どこを見て回るのか、チームに分かれて議論します。研究には準備も大事。
みんな熱心にボランティアの説明員の方に疑問をぶつけます。 「なんで!どうして?」
良い疑問が見つかったら、インスタントカメラでパシャ。 一人10枚と、制限もあります。よく考えないとすぐに限界がきちゃいます。
一人一人が、自分の一番良い疑問を選び、発表します。 まずはチーム内で説明を考えて、MMのお兄さんお姉さんに説明の練習をしてみます。
そして本番ではみんなの前に立って、マイクを持って、みんな堂々と発表を行っていました。
「単細胞生物はどうして休まないの?」や「隕石はどうして鉄で出来ているの?」など会場にいた大人も全然分からない疑問から、「どうして戦争やテロはなくならないの?」といった、大人になって分かった気になってしまっていたことを気付かされるような本質的な疑問まで、様々な疑問が飛び出しました。
最後に、今日伝えたかったことを、横田さんが説明してくれました。
1.自分が行きたい場所と時間を、自分で決めて、仲間との約束を守ることの大切さ
2.「不思議だな〜」「わからないな〜」という気持ちを大切にして、大人に伝えることは、学校の勉強も楽しくなるコツ
3.「不思議なモノやコト」は、既に行ったことがあるところ、身近なところにも、たくさんあります
これからも不思議なもの、ことを大切にしながら、ワクワクした日々を過ごしておとなになっていってほしい、そんなメッセージで、第二回のワークショップは終了しました。
次回は2月17日、3331 arts chiyodaの一室をお借りして、分解と発明のものづくりワークショップです。 お楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿