最近、新しいアルバイトを始めたのですが、チーフに怒られるのが悔しくて、たまに褒められるのが嬉しくて、急場しのぎのアルバイトのつもりが中々楽しくなってきました。
さて、今回は12月4日に行われた、モチベーションWS「コピーライター体験!『ことばを創る』を修行する。」の様子をレポートをしたいと思います。これは3月まで続く全6回のモチベーションWSの第一回目となります!まだ出来て2年目のMotivation Maker(以降MM)としては下期に通期として行うのは初めてになります。(通期WSが始まったのは今年の4月から)通期ワークショップに参加するお子さんには、6回を通して、自分のモチベーション(やる気)のありかを見つけ、それを次に、自分の人生につなげていける、そんな「モチベーション・メーカー」になってもらえたらいいな、と思いこのプログラムを僕たちは提供しています、
そのため、本物の体験や、僕たち自信の今のモチベーションの源泉を伝えることを僕たちはすごく大事にしています。
さてさて、今回のテーマは「コピーライター体験」、ということで、今回のモチベーション・リーダー(モチベーションを伝える人がMMでは毎回違います。その人のことをモチベーション・リーダーと呼んでいます)は大手広告代理店でコピーライターを務める山田さん(@soyamada)!私たちが見なれた商品の広告
やパッケージを考える仕事をしています。
広告を創る、とはどういうことなのか。普段私たちが見慣れている広告はどんな人が、どんな想いで作っているのか。そしてそこから普段の生活にどんなふうに役立てることができるのか。それらが今回MMが伝えたいモチベーション・メッセージ。
まず、最初に親御さんもお子さんもMMのメンバーも一緒になってグループを作り、「くだもの応援団」というゲームをやりました。
ルールはシンプル。
・目の前にあるくだものの良いところを褒める
・いっぱい出せたチームが勝ち!
例えばお題がバナナだったら、「色がきれい!」とか「ギャグに使える!」とか。でもバナナなのに、「青い色がきれい!」とかは褒めているんじゃなくて、嘘ですよね?なのでそのような明らかに違うものはナシですが、他の人にとっては褒め言葉ではないかもしれないけれど、自分にとっては褒め言葉なモノは有り!例えば「形が独創的でインスピレーションを刺激する!」。ヒトによっては違うけれど、それが自分にとって褒め言葉なら、このゲームではそれもあり、なのです。
実際のゲームのお題は「みかん」!ゲーム形式にして、いっぱい出せたチームには商品もあったので、ゲームはかなり白熱してどの班にも大量の「褒め言葉」を書いたポストイットが!その中にあったのは、「コタツにあう」「ジュースになる」「みかん鍋がある」「お掃除にも使える」「みかん風呂も気持ちいい」「種がない」などなど。大人もアッ!と思うようなスルドイ褒め言葉がたくさん出てきました。中には「アメリカ」という言葉も!(笑)
次は、MMのお兄さんとお姉さんを友達に紹介する時の褒め言葉を考える!山田さんから、「MMのお兄さんとお姉さんはいい人たちなのに、モテなくてモテなくて困ってます!」と悲痛なメッセージにより、スタート!
ルールはくだもの応援団と一緒で、たくさん出したチームが勝ち。
小学生が考えた、MM風間さんをモテモテに紹介するコピーには、「笑顔がステキ」「まじめ」「てれやさん」「ポケットが2重」「ホクロの数がちょうどいい」などなど。
しかしこれだけでは終わりません。
その後、インタビューセッションがあり、MMのお兄さん、お姉さんの内面をもっとよく知る機会がみんなに与えられました。そこで子どもたちはガンガンお兄さんたちに質問していきます。
例えば「ワンピースでたとえるとお兄さんはどのキャラクター?どうして?」などなど。
その後さっきと同じように、お兄さんお姉さんを褒めるコピーを考えてもらうと、さっきは外見を褒める言葉が多かったのに対して、今回はその人の性格や、やってきたこと、夢などもっと視点が一歩深くなった
褒め言葉が出てきました。
ここでモチベーション・リーダーの山田さんから本格的なコピー制作体験のコツが伝授されます。
①よく知る>>よく話す、よく考える
②「表面」より「中身」
③「どういうか」よりも「何を言うか」
④たくさん作ってみる
これまでの三回のゲームによって段階を経て、このコツが自分でやることで伝わっていたかと思います。
そしていよいよ、本日のメインイベント!実際にスナック菓子のコピーを考えてもらいます。
そのスナック菓子を実際に食べてみたり、競合商品も食べたりして、違いを考え、よいところを発見していきます。
褒め言葉を探すのに今日一日で慣れたのか、色んな褒め言葉が色んな角度から出てきます。
触感、におい、味に留まらず、どんな人と食べたいか、どんなシーンで食べたいか、どんなイメージの商品か、などなど。
商品をポスターにするときに使える良いコピーを決めた後は実際にポスター創りに入ります。
今回は雑誌から写真を切り抜いて、ポスターを作る、コラージュという手法を使ってポスターを作ります。
自分たちで考えたコピーを上手く表現しているような写真や絵をみんなで必死に探していきます。
今回は親御さんも一緒にグループで製作したので、親御さんも写真探しに一生懸命!
最終的に出来たポスターはブログには載せられないのですが、かなり出来のいいモノができました。
そして創り終わったら山田さんから最後のモチベーション・メッセージが。
今回学んだのは、何かの良いところを褒める、ということが広告だ、ということ。人生を、世界をポジティブにとらえて、発信していく。
今日学んだのは確かに、「コピーライターってなんだろう」ということでした。
でも本当に学んだのは、今日のWSの一つ一つが凄く楽しかったはずだ、ということ。つまり、モノの、ヒトの、良いところを発見して言葉にしていくことはきっとすごく楽しいはずで、ポジティブに生きることは、すごく大事なこと。
そのことを忘れないで毎日を生きていけば、友達の良いところを積極的に見つけて言葉にしていけば、きっと楽しい毎日が送れる。そんなメッセージをこの有名なNikeのCM( http://www.youtube.com/watch?v=sp6s8YmTyEY )を流しながら、第一回目のWS「コピーライター体験!『ことばを創る』を修行する。」は終了しました!
お越しいただいた、ご家族のみなさん、ありがとうございました!
これからもMMは定期的にWSを開催して、このブログで様子を報告していく予定ですので、みなさまもよろしくお願いします!!
ちなみに、下の映像は神戸芸術工科大学の曽和具之先生にご協力頂き、リアル・タイム・ビデオという技術を用いて、ワークショップ当日に撮影と編集をし、会の終了時に流した映像です。
こうすることで、ワークショップの内容をより深く振り返ることができたり、家に帰ってもワークショップの話ができます。 こういったモチベーションアップのタネをたくさん考え、実際におこなっています!楽しいですよ!!
では、コメント、ご連絡などなどもお待ちしております~!ツイッターは @npo_MM へ、メールは infoアットマークmotivation-maker.orgへ!
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