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2010年12月6日月曜日

遠藤友里恵:「 ラッキーな人生」

初めまして。
Motivation Makerパートナーの遠藤友里恵です。

1987年生まれ現在23歳です。
東京大学工学部4年生で都市工学を専攻しています。そこでは都市計画や都市デザインを学びながら未来の日本/世界の姿を描いていけたらいいなと勉強しています。

私がMotivation Makerに関わることになったのはMM横田幸信さんに誘って頂いたのがきっかけです。

ちょうど1年前、初めてi.schoolに参加し文字通り世界が開けた感覚がしたのを今でも覚えています。


幼少期から今に至るまで、私は本当に運の良い人生を送ってきました。

静岡県の東部で生まれ育ち、大学進学で東京に来る19歳まではいわゆる田舎の大自然の中で生活をしていました。
無口な父と活発な母と5歳年上の真面目な兄に囲まれ一般的に幸せな生活を送っていたと思います。

私の親は、自分たちが経済的理由で大学進学を断念した経験から、子供にはそんな思いをさせたくない、と考えていたそうです。

「勉強だけできても意味はない」と小学生の頃は習い事をいっぱいさせてもらいました。ピアノ、習字、英会話、ミュージカル。

母の子育てコンセプトは「負けず嫌いに育てること」
そうすれば、勝手に努力するようになる。

「勉強しろ」と言われたことはない。
「自分で決めたことは最後までやりなさい」と言われた。
通信教育の進研ゼミの丸つけも自分でやっていた。

実際、私は負けず嫌いに育ったように思う。
5歳上の兄が東京大学に受かり、最初は嫌だった。
進学校ではなく高専に行こうとした。(当時は高専ロボコンに出たかった)
東大も行きたいと思えなかった。
でも東大に行かない=東大に受かってない=兄に負けた
という構図が嫌で東大に行くべきだと考えるようになった。
拒絶からは何も生まないと考え、自分で乗り越えなければと考えていた。

素晴らしい親の元に生まれてラッキー
素晴らしい友人ばかりに出会ってラッキー
素晴らしいチャンスを与えてもらってラッキー

自分の好きなように生きてくれるのが、私たちの幸せだからと言ってくれる父母には感謝してもしきれません。
何事も最後まで、私の気の済むまで挑戦させてくれました。

これからは、経済的理由で進学を断念するような時代ではありません。
少子高齢化が進み、一人一人の未来の大人が日本の宝です。
彼らに対する金銭的援助は拡大していくことでしょう。
だからこそ、それにアクセスするまで、自分のやる気を他人に表現できるようになるまでをサポートしたい。
私の父も母も自分の親に大学に行きたいと言えなかった。そんな思いをして欲しくない。

未来の大人と、明るい未来を描いていきましょう!

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