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2015年11月14日土曜日

2015年度冬学期モチベーション・ワークショップ小学生参加者募集中!

未来のおとなに学びのモチベーションを!”



 動機づけに特化した教育プログラムを展開する「NPO法人 Motivation Maker」より、小学校3年生から6年生を対象とした無料の全5日間のモチベーション・ワークショップのご案内です。
 NPO法人Motivation Makerは、東京大学生が発案した社会活動アイデアを実現化した非営利活動団体です。2009年から、若手の大学教職員や企業内社会人を中心メンバーに据えて、小学生向けの動機付けを目的とした教育プログラムを提供してきました。


【プログラム】
・第1回 「知識をつくる研究者体験」、担当:横田幸信(東京大学勤務、イノベーション・ディレクター)、11/29(日) 1300-1700
・第2回 「外国(フィンランド)のクリスマス体験」、 担当:Miikka J. Lehtonen(東京大学勤務、プログラムマネージャー)、12/13(日) 1300-1700(予定)
・第3回 「すてきな言葉をつくるコピーライター体験」 担当:山田聰(株式会社博報堂勤務、コピーライター)、1/31(日) 1300-1700(予定)
・第4回 「2030年の学校をつくる体験」 担当:岩田拓真(株式会社a.school代表取締役 校長、教育イノベーター)、2/21(日) 1300-1700(予定)
・第5回 「未来の自分計画をつくり出す体験」、担当:金子遥洵 (NPO法人モチベーションメーカーディレクター)、3/13(日) 1300-1700(予定)

【対象者】
小学校3−6年生(小学校1−2年生、中学生でご参加希望の方はご相談ください)
【会場】
東京大学本郷キャンパス、文京区周辺各所(回によって変更の可能性があります)

【開催情報】
・時間: 13:00~17:00(予定) (12時から会場にて、希望者でランチを企画しております。)・場所東京大学本郷キャンパスなど
都内各所(回によって変更の可能性があります)
・対象小学 3 年生~小学6年生 (対象外の学年の兄弟・姉妹も一緒に参加出来るプログラムです。お子さまだけでもご参加できます。)・定員:  15 家庭程度 (小学校36年生の数)
 上記日程内で、4回以上参加出来る方を優先致します。
 動機付け教育機会の必要性の高さを考慮に入れて、ひとり親家庭の方や学習塾・習い事などに通われていない方を優先致します。
 定員を超えた場合は、申し込み時の参加希望回(第1希望〜第3希望)から人数調整の上、参加いただく場合もございます。
 申し込み締め切り後も、期中でも、毎回若干名となりますが募集しております。
 所定の回数参加した方には修了証が授与されます。
・保険:ワークショップ中に生じたケガなどに対応するため、毎回参加者の方全員分行事保険に加入しています。
・参加費原則無料
【申し込み方法】
申込先:
 info@motivation-maker.org 
(担当:遠藤友里恵、金子遥洵)
申込期限: 11/23(月)中
 定員に達した場合は、期限前に閉め切る場合もありますので、なるべくお早めにお申し込みください。
 ※上記申込期限までに申し込みいただいた方については、参加可否のご連絡を11/25(水)までにお知らせする予定です。
下記フォーマットに必要情報を記載頂き、メールにて申し込みください。

-----参加申し込みフォーマット-----
・参加されるお子さま全員分のお名前(漢字・ふりがな)と学年:
・親御さまのお名前:
・メールアドレス:
・電話番号(緊急連絡先):
・住所(保険加入のため):
・欠席する可能性のある回(あれば):
・参加希望回:第1希望
      :第2希望
      :第3希望
・本ワークショップをお知りになったきっかけ:
・通われている学習塾や習い事:
・その他(質問などございましたらご自由にお聞きください):
-----参加申し込みフォーマット-----

※連絡は今後メールでお送りする予定です。メールで連絡が取れない場合や詳細確認が必要な場合には、電話にてご連絡させて頂きます。


【過去の活動についてはコチラ】
過去のワークショップの記事:http://www.motivation-maker.org/2013/02/blog-post.html
過去のワークショップの動画:https://www.youtube.com/watch?v=bmkrR50GICc 

2015年9月13日日曜日

2015年度上期第5回「未来の自分計画をつくり出す体験」担当:岩田拓真氏(はじまりの学校 a.school CEO)

未来を計画する!
 今日2015年度上期MM通期ワークショッフ(以下、WS)5回目です。東京大学の本郷キャンパスで催される予定でしたが、急遽a.schoolの本郷教室に変更となりました。今日のモチベーション・リーダーは、学習塾「a.school」(エー・スクール)で社長をしている岩田拓真(いわたたくま)さんです。

 岩田さんは、普段は、a.schoolにて主に中学生と高校生向けに、創造的に学び未来を描くための学習塾を経営されています。今日は、岩田さんが得意とする、未来を描くためのワークショップを開催してくださいました。




過去の体験と今の仕事の繋がり
 岩田さんは、京都生まれ、滋賀育ち。そして、自然で遊ぶのが大好きだったそうで、毎日、いろんな虫・石・植物・動物に出会うために、山に行くことが多かったそうです。また、もう一つ好きな遊びが、自分でゲームをつくり、それで友達と遊ぶことだったそうです。自分でルールを作って、自分が考え通りに動いたり楽しかったりするのが好きだったとのこと。
 何か自分でつくってみて、それを動かしみる、それは社長の仕事とも関係していることがあるそうです。




これまでの体験を思い出す
 ワークショップが本格的にスタートしました。最初にすることは、自分のこれまでの人生の中で、自分らしく、楽しかったことや集中したことを付箋紙に書き出す作業です。「質問する役」になった親御さんからも過去を思い出す質問をしてもらいます。また書き出した楽しかったことを「過去の体験シート」に絵や文字で表現していきます。
 ここで大切なのは、誰もが楽しい体験ではなく、自分なりに楽しい体験を探してみることです



「楽しさの素」を探す

 体験シートが完成したら、その人が楽しかった体験をグループの中で共有してもらいます。聞いている人は、その人の「楽しさの素」が何なのかを探すために、沢山質問してあげました。岩田さんだと、「ルールや仕組みを考えるのが好き」や「イチからつくるのが好き」、「新しい意外な発見も楽しい」が楽しさの素だったようです。


2030年の自分は何をしている?
 皆で、楽しさの素を抽出した後は、その中から今日のワークショップまであまり考えていなかったようなもので自分に合いそうなものを選びました。つまり、自分はこういうことに興味があったんだなという気づきを探してもらいました。
 次は、その楽しさの素が沢山体験できたり、活かすことができそうな職業や分野のアイデアを皆で沢山だしました。そして、皆さんからもらったおすすめの職業を参考にしながらも、最後は自分で考え「2030の自分」についてのシートを作成しました。




岩田さん:「自分なりの未来を自分でつくっていこう!」
 最後にモチベーション・リーダーの岩田さんから皆さんにメーセージをいただきました。「自分なりの未来を自分でつくっていこう!」
具体的には、
自分らしい、自分なりに楽しい、を大切に。
未来の可能性は色々。可能性を広げてみよう。
未来は自分でつくることができる。夢見ることをやめないでいよう!
が大切とのことです。




2015年8月23日日曜日

2015年度上期第4回 「コンセプトをつくるプロダクトデザイナー体験」担当:村越淳氏(プロダクトデザイナー)

デザイナーの村越さん!
 2015年度上期のMMワークショップ(以下WS)の第4回目。今回のWSのテーマは「デザイン」、モチベーションリーダーはさまざまな製品をつくっているデザイナーの村越さんです。
 実は、子どもの頃は体を動かすのが好きだった村越さん。水泳にスキー。駅伝では1位を取ったこともあります。また、身の回りのものに興味深々で、絵や工作も大好き!そんな子ども時代だったようです。
 大学に入ってデザインのことを学び始めた村越さん。デザインやアートで有名なロンドンの大学院にも留学し、今はプロダクトデザイナーとして活躍されています。



コンセプトを考えて作り出す
 今日のミッションは「花瓶をつくる」こと。ただつくるのでなく、コンセプトを考えてからつくるというのが、デザイナーにとっては大切です。コンセプトとは、「ものをつくる理由」や「心に伝わもの」。例えば、「◯◯な花瓶」というのが、花瓶のコンセプトです
 最初は、色々なもののコンセプトをみんなで探してみました。Dysonの掃除機、駄目になるソファ、スタンディングチェア、ドーナツみたいなスチーム式加湿器などについて、「お餅みたい」「ゆったりできる」「おじさん向け」「体の形を隠せそう」「親しみやすい」「好きな色にぬれそう」と考えていきました。



自分なりの花瓶をデザイン
 次は、「どんな花瓶が作りたいか?」と自分なりにコンセプトを考えてみる番です。その前にたくさん出したアイデアの中から花瓶に使えそうなものを選んだり、新しく考えたりしていきました。
 村越さんの花瓶は「使っていない時も飾りたい」「か弱くて壊れてしまいそう」といったコンセプトで、細い糸とたくさんの色を使ってつくったそうです。みんなはどんな花瓶を作るのかな・・・




 子どもデザイナーのアイデアは多種多様で、クリエイティブ。「ふわふわの花瓶」「きれいに光る花瓶」「トゲトゲで触りたくない花瓶」「見た目の印象を変えられる花瓶」「動物に見える花瓶」「レゴみたいにくっつけられる花瓶」「超巨大で、たくさんの人が座れる花瓶」など、たくさんのコンセプトができ、思い思いの絵で表現をしていきました。



身の回りのなんで?から始めよう
 最後に、1人1人がデザインした花瓶をみんなで発表しあって、ワークショップは終了。村越さんが伝えたかったこと3つ
.なんでこの色?形?材料?身の回りに
  あるものの理由を考えよう
.ちょっとした違いで印象は変わる
.ものを作ることに正解はない
 
をぜひお家でも意識して、これからも色々なものをデザインしてみてください。