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2010年11月16日火曜日

MM @ ラーンネット・グローバルスクール「のびフェス」




みなさん、こんにちはMMパートナーの横田です。

めっきり秋から冬に移り変わろうとしています。


秋と言えば、食べ物、読書、紅葉、、、などなど、たくさん楽しめるものがあります。

その中で、今回MMが味わった「秋」は、「文化祭」でした。

10/24(日)に、MMのアドバーザー炭谷俊樹さんが経営されていらっしゃる、ラーンネット・グローバルスクールの文化祭。「のびのびフェスティバル2010」(略して、のびフェス!)にMMが出展させていただきました!!!

MMからは、小菅啓靖さんをメインファシリテーターとして、岩田拓真さん、砂子田舞さん、遠藤友里恵さん、横田幸信の5名でデザイン・ワークショップを開催してきました!



ちなみに、ラーンネット・グローバルスクールについて少し紹介させていただきます。

スークルでは、小学生から中学生までの年齢の子供たちが20名ほど学んでいます。
建物は山の斜面に建っており、まさに自然の中に、しっとりとスクールがあるという印象です。山の中にあるスクールから、眼下に海も見え、とても豊かな環境です。

スクールが山中にあると言っても、普段子供たちは市街地で親御さんとともに生活を送っており、毎朝神戸市内で集合し、そこからスクールバスで六甲山の山中に通学します。

4月と6月にも、私も含めてMMパートナーはラーンネット・グローバルスクールにお邪魔させて頂きました。その時の様子はこちらをご覧下さい。



さて、のびフェスに話はもどって、今回、私たちが定めたテーマは、「LEDで灯籠をつくってもらう」とうものでした。

そのためのワークショップは、時間が合計1時間半(45分×2回!、実質1回あたりは40分程度でした!!)と比較的短かったために、その内容と準備について、MM内でもかなりの議論をおこないました。例えば、以下のような議論が行われました。

「あまり道具や材料を事前準備しすぎると、子供たちの達成感が得られないのではないか?」
「でも準備を丁寧にしておかないと、完成度の低いものが出来てしまい、本物の『デザイン』が実感できないのではないか・・・」
「このワークショップ時間中で最も伝えたいこと、体験してもらいたいこと、感じ取ってもらいたいことは何か?電気的な仕組み?形状?絵?」


それらの議論の結果として、概ね以下のような方針が決まりました。

・LEDを使って、和風の灯籠を作ってもらう
・内部のLED回路基板製作よりも、外形的な「デザイン」に重きをおいたワークショップにする
・「デザイン」は自由度を持たせつつも、「本物」としての完成度の質を担保するための工夫をする
・40分間で、デザインと製作を行えるように、材料の標準化と色合い統一、デザイン自由度、完成させやすさを追求する


などなどです。他にも結構、試行錯誤して準備しました。

事前準備については、東大の鳥人間コンテストのチームにもとっても協力頂きました!感謝です。材木の加工やら、道具を貸して頂いたり、本当に助かりました。







東京から神戸に向かう新幹線の中で、MMパートナーで試作品を作成しました。
他の乗客からみたら、かなり違和感のある光景だったと思います。笑

以下の写真は、MMの大人の作品です。概ね30分程度で出来るような材料キットをつくっておきました。




のびフェスは、和太鼓の演奏で幕を開けました。演奏には、ラーンネットの子供たちや親御さん、炭谷さんも入り、3回程度という少ない練習機会にも関わらず、迫力あるパフォーマンスを披露していただきました。太鼓の音色と体全体に伝わってくる振動が、自然と気持ちを高ぶらせてくれました。




MMが実施するワークショップのチケットです。とってもかわいいチケットをラーンネットの皆さんにご準備いただいておりました。



いよいよ、ワークショップ開始で、まずは思い思いに名札を作ってもらいました。


名札にすごくかわいい絵を描いてくれました!


ワイワイがやがやのワークショップの様子です。小学校に行く前の子供から、小学校高学年の皆さん、そして親御さんにもご参加頂きました!


メインファシリテーターの小菅啓靖さんによる、作品共有の時間です。子供たちは自分の作品を誇らしげに紹介します!


大人の想定を凌駕した、大作も現れました!!!



本当に皆さん楽しそうに参加していただき、準備した私たちとしてもとってもやりがいのある時間となりました。ありがとうございました!!


今回のワークショップを通じて、個人的に子供たちから学ぶべきところがたくさんありました。

準備していた、想定していたような形状を遥かに凌駕するような作品が多数生まれました。

例えば、「針金を曲げて形をつくってね。」と説明すると「敢えて針金曲げない!」という子供が現れ、高層ビルのような灯籠が出来上がりました。

他にも、「針金で立体的な形をつくってね」と説明すると、「針金でつるしてみた」という作品も。

MMで試しに作っていた作品がなんとも一様に見えてしまうような、個性的な作品が子供たちからは生み出されました。本当に素晴らしい!!!


また、ラーンネットの子供たちを視ていて気づいたことですがあります。
彼/彼女らは、作品を製作する時に、あまり周囲の人のことを気にしていなかったということです。
「どういう形にしたらいいのかなー?」「他の人はどうやっているのかなー?」というのをあまり気にしていないように感じました。「あくまでも、自分のインスピレーションを信じる!」とでも言わんばかりに。
その集中力は皆に共通してすごいものがありました。


MMの人と、ワークショップ後に色々感想を話し合ったりしていたのですが、それぞれ、たくさんたくさん子供たちに気づかされたり、学んだことが出てきました。

子供から大人が学ぶべきことって実はたくさん、たくさんあって、それは大人の方の心がけ次第で、見過ごしてしまうのかもしれないなと気づかされた機会になりました。


ラーンネット・グローバルスクールの皆様、特に参加頂いて、すごい集中力で楽しんでくれた子供たちにとっても感謝しています!私たちも楽しい時間を過ごせました!ありがとうございました!!!


【過去子供向けWS紹介】
Motivation Maker 過去のワークショップのご紹介
第1回 @東京 9/23 LEDで、光のプレゼントをつくろう!
http://motivation-maker.blogspot.com/2010/10/led-923.html

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