MMモチマガ第15号です。
朝晩はすっかり冷え込むようになりました。秋の訪れを感じますね。
勉強も運動も捗る季節ではないでしょうか。すくすく育っていきましょう!
●○ 最近のMM ●○
7月から始まったi.clubのトライアルプログラムを無事に終えることが出来ました。
第3回は”伝える”の回として地元の方々を始め、東京からもコメンテーターの方をお呼びし発表会を行いました。
約2ヶ月かけてインタビューやフィールドワークを通して考えてきた自分たちのOh!BENTO!のアイデアをどのように伝えたらいいか、i.clubリーダーたちと一緒になって形にしていきました。
絵で表現したりスキットをしたりと工夫を凝らした発表ばかりです。
コメントでは、ぜひこのお弁当を実現させて欲しいとの言葉もいただきました。
これから下期はこのお弁当を実現させるプロジェクトと、トライアルで行ったような新しいアイデア発想をするプログラムの2つを同時に開催していきます。
次のテーマはドライフード!気仙沼の新しい食の可能性を探ります。
台風で順延となった、通期WSの最終回。今回のモチベーションリーダーはYJこと金子さんが担当しました。
それぞれ2030年の自分がどうなっているか考えて、 みんなの前で発表しました。
WSの最後には修了式も行われました。MM通期WSを卒業したみなさんは、これからは子どもスタッフとして、WSのお手伝いにきてもらいます!今年度には昨年度の多くの修了生がお手伝いに来てくれました。
Hi there! 今回のコラムはi.clubのディレクターをやっています小川悠が送ります。
朝晩はすっかり冷え込むようになりました。秋の訪れを感じますね。
勉強も運動も捗る季節ではないでしょうか。すくすく育っていきましょう!
●○ 最近のMM ●○
1. i.clubトライアルWS第3回を実施しました。
・10/7 「気仙沼の新しいOh!BENTO!をみんなに届ける」7月から始まったi.clubのトライアルプログラムを無事に終えることが出来ました。
第3回は”伝える”の回として地元の方々を始め、東京からもコメンテーターの方をお呼びし発表会を行いました。
約2ヶ月かけてインタビューやフィールドワークを通して考えてきた自分たちのOh!BENTO!のアイデアをどのように伝えたらいいか、i.clubリーダーたちと一緒になって形にしていきました。
絵で表現したりスキットをしたりと工夫を凝らした発表ばかりです。
コメントでは、ぜひこのお弁当を実現させて欲しいとの言葉もいただきました。
これから下期はこのお弁当を実現させるプロジェクトと、トライアルで行ったような新しいアイデア発想をするプログラムの2つを同時に開催していきます。
次のテーマはドライフード!気仙沼の新しい食の可能性を探ります。
2. 2012年上期通期WS最終回を実施しました。
・10/14「未来創造体験!明日のモチベーションの育て方」台風で順延となった、通期WSの最終回。今回のモチベーションリーダーはYJこと金子さんが担当しました。
それぞれ2030年の自分がどうなっているか考えて、 みんなの前で発表しました。
WSの最後には修了式も行われました。MM通期WSを卒業したみなさんは、これからは子どもスタッフとして、WSのお手伝いにきてもらいます!今年度には昨年度の多くの修了生がお手伝いに来てくれました。
MMを修了したこれからも夢をいっぱい持って、私たちと切磋琢磨しながら一緒に成長していきましょう!
詳しい内容はこちらからどうぞ。
http://motivation-maker.blogspot.jp/2012/10/2012ws-1014.html
詳しい内容はこちらからどうぞ。
http://motivation-maker.blogspot.jp/2012/10/2012ws-1014.html
3. モチコラム
MMの大型新規メンバー!英国仕込みのイノベーターって?Hi there! 今回のコラムはi.clubのディレクターをやっています小川悠が送ります。
運動部でも、文化部でもない。地元にちらばる「いいね!」に気づく、形にする、伝える、新しいクラブ活動!それが、イノベーション・クラブ活動 i.clubです。現在は、気仙沼の高校生を対象に活動を行っています。
さて、簡単に自分の生い立ちについて紹介したいと思います。僕は5才のときに父親の仕事の関係で英国に8年間移り住むことになりました。英国といってもみなさんが想像するロンドンではありません。ウェールズ地方(英国の南西)の南に位置するポースコール(Porthcawl)という町に移り住みました。こんな場所です。写真は今年の9月に10年ぶりに訪れたときに撮影したものです。
学校はどうだったのか。実は、地元の小学校に通うことになった僕は学校唯一の日本人、ではなく、唯一のアジア人でした。そんな環境だった僕は決して最初から学校が好きだったわけではありません、みんなと違うことが気になり、むしろ行くのが嫌でした。しかし、あるきっかけで僕は変わりました。
ある日の朝礼で、全生徒の前で教頭先生は、お箸と大量の輪ゴムが入ったお椀を前にして、以下のように伝えました。
“Here are some chopsticks. Could somebody
show me how to use them?”
「ここにお箸があるのだけど、ちょっとその使い方を教えてくれないかい?」
何人かチャレンジするものの、持ち方もめちゃくちゃで、全く取れない子がほとんど。取れた子もせいぜい1、2つが限界でした。そうしたら教頭先生は、僕を呼び、やってみてくれないかと声をかけてくれました。僕は簡単に大量の輪ゴムをとり、盛大な拍手が場をつつみました。当たり前なことを当たり前のようにやっただけの僕は、ポカーンとしていました。
“We all have our strengths! Have you all noticed
them?”
「みんなそれぞれ強みがあるのだよ。みんなはそれに気づいているかい?」
その日から、僕は学校に行くのが楽しくなりました。周りが自分に興味をもってくれたのもありますが、自分もみんなのできることや、やっていることに興味をもったからです。また、もっと日本について語れるように、もっと日本について知りたくなりました。
i.clubの話しに戻りたいと思います。
先日のi.clubの活動の最後に、高校生がそれぞれ活動を通して、どう変わったのかを発表してもらいました。「気仙沼がただ好き」が、i.clubの活動で地元のいいね!をみつけることで、「気仙沼の○○が好き!もっと知りたい!」に変わった子や、「どちらかというとこういったことが面倒」と思っていた子が、自分で考えたアイデアを発表することで、「いままでより積極的に発言できるようになった!いま学んでいることをもっと活かせるように、知識欲がでてきた!」に変わるなど、大きな変化を高校生自身が実感していました。写真は高校が違うみんながi.clubを通してどう変わったのかを振り返りシートを使って、書いてもらっているところです。
i.clubはクラブ活動ですが、一つの高校内で実施しているのではなく、高校の外に置くことで複数の高校の生徒に参加してもらっています。それによっていままでの高校のクラブ活動ではなかった、自分と違った強みをもった仲間たちと共に活動をすることになります。お互いのそれぞれもった強みを活かすことで、地元でイノベーションを起こしていくという共通した目的へ挑戦します。そんな環境で初めて気づく、自分の強み。今回活動に参加してくれた高校生は、いままで、そしていま自分が学んでいることに対して、以前に比べ、自信とさらなる興味が湧いていました。また勉強だけではなく、自分たちが暮らしている地元についてももっと知りたくなっていました。
これはまさに僕が英国で経験したことと同じでした。そしてあの経験のおかげで、いま僕はここにいると思っています。
まだi.clubはじまったばかりですが、いつかはあなたの地元の高校生にも、こうした経験ができる新しいクラブ活動i.clubができること。それを目指し、今日も気仙沼の高校生と一緒にクラブ活動をやっています。
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