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2010年5月11日火曜日

モチベーションを上げる方法論での気づき

5/8(土)に以下の、「学習学フォーラム2010」というイベントに参加してきました。
「バーチャルとリアルの融合」というテーマでした。
http://www.learnology.org/LF/2010.html#03

続きです。


"Motivation”

「モチベーション」

そのシンポジウム中で話がありました。

Motivation Maker(以下、MM)のパートナーとして、かなり食いついて、パネラーの方々のお話を聞いておりました。


「モチベーションを上げるにはどうしたらよいか?」という話。

記憶している範囲で出た意見は以下のようなものでした。

・人と人が対面で接してこそ、熱が伝わる
・人の目をみて対話することで、精神面での信頼や理解が行われる
・BBT大学院大学では、webでの対話で学生同士が切磋琢磨している
・モチベーションは人と人の関係性によって高められる


私なりに、上記のような話を以下のフレームで聞いておりました。

モチベーション向上の二つのステップ

①発見:モチベーションが自分の中に生まれる瞬間

②維持:モチベーションが持続している状態

すると、なんとなく分かって来たのが、以下のようなことでした。

・①発見と②維持の両方共に、「人と人」という要素が共通している
・①発見には、人と人の直接的コミュニケーションが必要である
・②維持には、必ずしも直接的コミュニケーションは必要ではない
・②維持には、「仲間」や「メンター」、「ロールモデル」が有効そう


こういうことを考えていると、人工衛星の打ち上げと周回軌道上に留まる話に似ているなと思いました。

第一宇宙速度と第二宇宙速度というものがあります。

第一宇宙速度:地球の周回軌道上に衛星として存在するために必要となる速度。この速度以下だと地球に落ちてきます
第二宇宙速度:地球の成層圏外へ脱する時に必要となる速度。この速度以下だと、宇宙に出て行けません

さっきのモチベーションの話と、番号の振り方の順序が逆ではあるのですが、殆ど同じ概念だなと思いました。


①発見については、強烈かつ強力、瞬間的な速度が必要となる。速度の安定性や方向性よりも、大きさが大事。

②維持については、速度の大きさよりも、軌道維持にも気を配りつつの、安定した速度コントロールの方が大事。


Motivation Makerの教育サービス設計に大変示唆のある時間でした。

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