8月26日開催「まちづくり体験!2030年のまちをつくる。」
みなさん、こんにちは。Motivation Makerサポーターの鈴木慶子です。
先日行われた、2012年度通期ワークショップ(以下、WS)第4回目「2030年のまちをつくる。」の様子についてレポートしたいと思います。
モチベーションリーダーの紹介
今回のモチベーションリーダーは、遠藤友里恵さんです。
遠藤さんは現在、東京大学大学院でまちづくり(=都市計画)について勉強しています。
遠藤さんは子どもの頃からものづくりが大好きだったそうです。小学生のときに作った人形や模型からは、遠藤さんのものづくりに対する情熱が伝わってきました!今はまちづくりを勉強する中で、まちの模型を作ったりしているそうです。
ずっと変わらない好きなものがあるのはすごく素敵ですね!私も、“○○が好き!”という気持ちを大事にしていきたいと思いました。
ずっと変わらない好きなものがあるのはすごく素敵ですね!私も、“○○が好き!”という気持ちを大事にしていきたいと思いました。
自己紹介
一緒にまちあるきをするみんなに、名前・ニックネームと通学路で好きな場所を紹介することからWSが始まりました。
みなさんは、通学路に好きな場所はありますか?私は最寄駅までの道にある石垣が好きです。お天気のいい日には日向ぼっこをしているトカゲ、一生懸命働いているアリ、雨の日には餌を探してゆるゆる動くカタツムリ、元気いっぱいのアズマヒキガエルなど、いろんな生き物に出会えるからです。私は毎日、“今日はどんな生き物に出会えるかなー”とワクワクしながら石垣の近くを通っています。
私のグループには、富士山の見える場所やお墓を通る場所が好きだという人がいました。他の人の好きな場所を知ると、なんだかぐっと距離が縮まった気がしました。
まちづくりの考え方
「まちづくり」と聞くと、新しい建物を建てることや、新しい公園を作ることのような気がします。でも、新しい建物を作るだけが未来のまちづくりではありません。何を残すか、どう残すかということを考えることもまちづくりには大切なことです。
そこで今回は、まちあるきをして2030年のまちに残したいものを一人3つインスタントカメラで撮ってくることにしました。
(1)まちあるき計画を立てる
まちづくりで大切なのは、まちを見る視点(まちの見方)です。そこで、自分のまちの見方(建物、道、乗り物、隙間など)を決めました。
いよいよ、まちあるきに出発です。
(3)グループのみんなが残したいと思ったものを知る
地図の上に、みんなが撮ってきた写真を並べていきます。そして、何を撮ったのか、なぜ残したいと思ったのか、いいところはどこかをシートに記入しました。同じエリアを一緒に歩いた人同士でも、残したいと思うものが全然違っていて面白かったです。
まちあるきで撮ってきた3枚の写真の中から、発表する1枚を選びます。選ぶ際のポイントは、他のみんなも残したいと思うか、なので、迷ったらグループの人に聞きながら、選んでいきました。
発表
一人1枚、自分の撮ってきた写真を発表しました。多くの人に、“私も残したい”と思ってもらえたチームが優勝です。
地形に注目した人や、木や建物のデザインの素晴らしさに注目した人など、自分の気づかなかった観点から未来のまちに残したいものを発表している人がたくさんいました。みなさんが発表してくれた未来に残したいものは、私も残したい!と思うものばかりでした。
最後に
まちづくりに大切なポイントは、①まちを見る見方、②人に共感してもらうことだそうです。
まちがほぼ出来ている日本では、「なにを作るか」よりも「なにをどうやって残すか」ということが重要になってきていて、「なに」を選ぶための視点と、それを残したいと思った時に、手伝ってくれる周囲の人たちがいることが必要不可欠だそうです。
私は今回のWSを通して、一人で歩いていたのでは気づかなかった、未来のまちにも残したいと思う素敵なもの、ことにたくさん気づくことができました。明日からの通勤路は、今日までよりもちょっと楽しいものになるような気がしています。
最後までブログを読んで下さった皆さん、ありがとうございました。まだまだ暑い日が続いていますが、もう少しで秋ですね。食いしん坊な私にとっては、毎年「食欲の秋」なのですが、このWSを通して、秋はまちあるきにも最適な季節だと気づいたので、今年は「まちあるきの秋」にしたいと思っています。みなさんも、素敵な秋をお過ごしください。またお会いできる日を楽しみにしています。
鈴木慶子
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