-->

2012年7月25日水曜日

7/21(土)CAMPファシリテーター研修に参加してきました!

皆さん、こんにちは。Motivation Makerの砂子田舞です。
眩しい太陽の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は先月ブログ、『5/19(土)発明家体験!ひらめきを創る、3つのミカタ
』でMMとのコラボレーションについてお伝えしました、SCSK社の社会貢献活動CAMP主催のファシリテーター研修にMMメンバーとサポーター、9名で参加した様子をお伝えしたいと思います。
今回の研修会はMMメンバーを含め、19名の方が参加されていました。


ファシリテーターって誰だろう?
皆さんはファシリテーターと聞いてどんな人を思い浮かべるでしょうか。
ファシリテーターはMMのワークショップ(以下WS)では各テーブルの中に入って個人作業やグループ作業、そして全体が目指すべき方向へ進むように橋渡しをする『縁の下のちから持ち』のような役割を担っています。そして、MMのWSに来てくれる子どもたちにもっと楽しみ、学んでほしいという思いからファシリテーションスキルの向上を目指して、今回の研修会に参加をしてきました。


 ファシリテーターの心得
まずはCAMPが大切にしている5本の軸を中心としてCAMPの活動についてお話を伺い、その心について学びます。

  • 子どもが主役
  • 気づく
  • 常に新しく
  • 向き合う
  • 信じる

「SCSK社はコンピューター・システムの会社ですが、システムの役割は人と人とをつなぐこと、それはサービス業なんです。未来のつながる人を育てる、人材育成の意味も込めてCAMPの活動がある」とCAMPの方はお話されていました。

CAMPのWSを体験してみよう。
CAMPの心について学んだ後はCAMPで小学生低学年向けに実際に行われている、「しょくぶつ・くうそう・図鑑ワークショップ」の短縮バージョンを小学3年生の心に戻って体験しました。
どこか見知らぬ島から届いた植物の”種”を観察して、イメージを膨らませながら植物を創造し、画用紙やモールなどを用いて実際に作ってみるというワークショップです。
CAMPのWSはすべて、2人以上の複数名で”ものづくり”を行なっています。その理由は人は一人ではなく、沢山の人と支え合って生きている。自分の意図を相手に伝えられる力を養ってほしいという思いが込められているそうです。
今回のWSも二人一組。今日一緒に空想の植物を創るパートナーはくじ引きで決めます。
今日の私の運命のお相手は…なんとMMの横田さん!
これには二人揃って、CAMPの方も驚く運でした。

この作品は私と横田さんが創りあげた植物、その名も「アクア・メーカー」です。この植物はどんな植物かと言いますと、種を植えるとその場所から雲が発生し、空へ上り、雲に水を貯めて雨を降らせる”雨の華”です。発表前の最後の1秒まで作り続けました。
その他にも様々な色・形・素材の種から発想した個性的な作品が完成しました。



実際の子どもWSを見学してみよう。
今回の研修会は秋葉原で開催されたのですが、たまたま同じ会場、同じ時間帯でCAMPの子どもWSが開催されていたため見学をさせていただきました。
今回のテーマは『かみかみハンズワークショップ』です。誰の手だろう、どんな特徴があるだろうという”さわりごごち”を大切にしたWSです。発表会では氷のようにつるつるな手や、チンパンジーのようにもじゃもじゃな手、外敵から身を守る毒針を持った手など個性的な作品が多く見られました。

子どもの気持ちになって考える。
いよいよ研修会も終盤です。
さきほど体験した「くうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ」を子供役・大人役に分かれてロールプレイングを行いました。
十人十色というように、たとえ双子でも子どもは一人ひとり異なる個性を持っています。その子どもとWSを行うときには大人には予想できない何かが起こる可能性が十分にあります。
そんなときに私達はどのように対応したら良いのかを学ぶためにロールプレイングを行います。
子ども役の人はそれぞれ割り当てられた役になりきり、大人役、つまりファシリテーターの人はどのように対応するか事前に作戦会議をした上でロールプレイングに望みます。
「発表中に誰かがちょっかいを出してきたらどうする?」「道具の説明中に道具で遊び始める子どもがいたら?」「途中で体調が悪くなった子がいたら?」など様々な場面を想定して行いました。
ロールプレイング中は、「子どもには今必要な情報だけを伝える」「夏場は熱中症に配慮して室内でもこまめに水分補給の声かけを行う」など些細に見えるけれ大切な工夫について実体験として学ぶことができました。

おわりに
今回の研修会で個人的に最も印象的だったのは、ファシリテーションは人と人とがつながるツールであり、使い方やその可能性は非常に自由度が高いということです。活用する場所、人に合わせて活用していければと思います。
今週末に開催予定のMM通期WS第3回目では、MMメンバーの研修の成果が見られることでしょう。

最後になりましたがCAMPの皆さん、ありがとうございました。

それでは最後までブログを読んで下さった皆さん、寒暖差が激しい日が続きますので体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

0 件のコメント: