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2010年5月6日木曜日

等々力心太朗:「Motivation Makerと私の関わり」

はじめまして、
Motivation Maker パートナーの等々力心太朗です。

このグループで一番の新参者ですので、みなさんに私のことを知ってもらうために簡単に自己紹介をします。

1987年1月3日生まれの23歳です。
現在は千葉工業大学大学院でデザインを学んでおります。
研究は「リアルタイムドキュメンテーション(RTD)」をテーマに進めています。

■RTDとは
ワークショップなどのイベントの場で、その場の出来事をその場で視覚化することを目指したメディアです。
私は、主に新聞を用いて出来事を視覚化しています。

出来事は、放っておくと蒸発して消えてしまいます。
誰かが残そうとしなければ出来事は残りません。
また、ワークショップは何をつくったかより、何をやったのかが重要な要素です。
自分が何をどのようなプロセスで経験したのかを参加者にフィードバックすることにより、参加者は自分たちの経験振り返り、そこから知識を得ることができます。
そしてそのフィードバックのスピードは早ければ早いほど学びの効果は高まるのではないかと考えています。

そこで、私は参加者にその場の出来事をまとめた新聞をワークショップ終了時に配布し、参加者の振り返りを促しています。

また、その場にいなかった人へも出来事を伝えることで、次の活動には自分も参加してみたいというモチベーションを生み出すことができるでしょう。

RTDは、私がMotivation Makerに参加させていただくきっかけであり、私がお役に立てる部分でもあります。

■良くも悪くも信州人
私は、大学進学で千葉に引っ越すまでの18年間、長野県で育ってきました。
長野は厳しい寒さと周りを8県に囲まれているというお国柄か、長野県民は「頑固で我慢強い」という特性があると言われています。
私は、よく言えば我慢強く、悪く言えば意地っ張りな人間です。
良くも悪くも長野県民らしい長野県民です。

■私にとっての祖父という存在
私が小学校くらいの時まで思い出のほとんどは、祖父とのものでした。
そのころ父は仕事が忙しく、休日も家にいないことがほとんどでした。
そのため、私はキャッチボールや釣りなど、普通は父親との思い出になるであろうことを祖父とやってきました。
そんな祖父も昨年この世を去りました。
大学に入り、私が千葉に住むようになってからは1年に数回しか会うことができなくなり、今でも祖父と過ごす時間が少なくなったことを後悔しています。
Motivation Makerでの活動と私の幼少期の経験が直接結びついてはいるかはわかりませんが、はじめてMotivation Makerの説明を受けた時、祖父の顔が浮かんだのは何かあるのかもしれないと密かに思っています。

■デザインのきっかけ
私は大学・大学院でデザインを学んできましたが、高校まではデザインとは無縁で、興味もありませんでした。
しかし、私にデザインを志すきっかけを与えてくれた女性がいました。
その人は、理学療法士を目指して専門学校への進学を決めていました。
私はその人に何かしてあげたい、その人の役に立つことがしたいと思い、車いすを作ろうと決心しました(今でもなぜ車いすだったのかはよくわかりませんが…)
そこで、人間工学やユニバーサルデザインを学ぶために現在の学校に進学をしました。
大学に入り、3年まではユニバーサルデザインを学び、実際に車いすのデザイン、設計を行ったりもしていました。
しかし、大学4年のとき人生の転機が訪れました。
ある先生との出会いでした。
その先生と出会い、RTDと出会い今の自分、そしてMotivation Makerとの関わりがあります。
こうして振り返ってみると、本当に人生は縁だと感じます。

■最後に
Motivation Makerの活動は、私たちの子供に直接関わることです。
私は、自分の子供にこう育ってほしい、こういう教育の機会を与えたいといった思いを実現できればと思っています。

未熟者ではありますが、よろしくお願いします!

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