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2010年5月10日月曜日

予感研究所3にお邪魔しました

5/4(火)、日本科学未来館にて開催されていた、「予感研究所3」に参加してきました。
http://openspiral.jp/

予感研究所3とは、「アート+テクノロジー+エンターテインメント=!?」みたいなテーマで、大学で創出されるメディア系技術や作品を紹介する、どちらかというと子供向けのイベントです。

紹介されている技術や作品は、「技術レベルの高さが一押し」というよりは、「この技術でこんな面白いことが出来る!」という、感性的なものが多かったです。その点、私たちMotivation Maker(以下、MM)の興味あるところでもあります。

このイベント内の「Zuzieワークショップ」に、MMパートナーの等々力さんが運営側で参加しておりました。
↓等々力さんの自己紹介
http://motivation-maker.blogspot.com/2010/05/motivation-maker.html




また同じくMMパートナーの石塚さんと風間さんは子供たちに混ざって、ワークショップに参加しました。私(横田)は、ワークショップの途中から来場したのですが、石塚さんと風間さんがかなり子供たちと一緒に愉快にはしゃいでおり、なかなか二人を見つけられませんでした。笑
真ん中の人がすごく張り切っている風間さん。




ワークショップの様子は、下記のサイトに動画で紹介されています。
http://openspiral.jp/archives/754


等々力さんは、ワークショップの内容をリアルタイムで記録・配布して、そのワークショップの振り返りに役立てるという、リアルタイムドキュメンテーション(RTD)を研究している方です。

RTDでは、この写真の壁新聞のように、ワークショップの進行に合わせて、どんどん写真や文章が追加されていきます。
またこのような壁新聞とは別に、参加者が持ち帰ることが出来るサイズで、RTDが作成・配布されます。
ワークショップ終了後すぐに配布するのがポイントです。それが、参加者のワークショップの「振り返り」に有用だからです。

本当にリアルタイムでどんどんワークショップの記録が可視化されていく様に圧倒されました。



また、紙で配布するRTDとは別に、神戸芸術工科大学の曽和先生らのグループによって、映像として残すという、「リアルタイムビデオ(RTV)」も平行して行われていました。
http://openspiral.jp/archives/754

RTVの方も、まさにリアルタイムで記録と編集が行われていきます。下の写真は編集作業がワークショップ中に行われている様子です。本当にスゴい技術でした。

RTVの制作物などは、下記のinfoguildサイトで紹介されています。
http://www.infoguild.jp/infoGuild/home.html




私たちMMが提供予定のモチベーションをアップさせる教育サービスは、モチベーションの「①発見」と「②維持」の観点から構成されています。

ワークショップがモチベーションの①発見に有効だとすると、②維持を助けるのが、今回紹介したリアルタイムドキュメンテーション(RTD)やリアルタイムビデオ(RTV)だと考えています。

①発見と②維持の両方を行ってこそ、真に効果のある教育サービスが提供出来ると考えています。
ワークショップ後の、そのワークショップで学んだことの振り返り、おそらく②維持に関係している部分のサポートは、まだまだ課題のある分野だと思われます。そのような課題に対して、今後RTDやRTVの取り組みが広範に活用されることを願っています。


RTD等々力さんやRTV曽和先生の話を聞いて、「振り返りが大事」ということを学んだので、MMパートナーたちが予感研究所3で学んだことをしっかり振り返ってから会場を後にしました。笑



横田幸信

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