こんにちは。Motivation Maker(=MM)パートナーの砂子田です。
厳しい残暑も過ぎ、駆け足で秋がやってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回はワークショップ(=WS)のお話しではなく、世界の子ども×モチベーションについて書こうと思います。
MMメンバーは多彩な人材が多く、海外にしばしば行く方も。
そこで!海外の子どもはどんなふうに生活をし、どんなことに興味があるのか、モチベーションはどこにあるのか探ってみたいと思います。
記念すべき第一弾はモンゴルの子どものお話しです。
東京はまだまだ暑い9月上旬、夜間気温が10℃以下のモンゴルへ行ってきました。
本記事のタイトルの「サインバイノー(こんにちは)」と「バイルララ(ありがとう)」この二言を覚えて日本を発ち、約1週間モンゴルの遊牧民の方と過ごし、馬でモンゴルの草原を旅しました。
モンゴルは日本の4倍の国土に人口が270万、その10倍の家畜がおり、とても開放的な国です。
モンゴルでは保育園が0~3歳、幼稚園が3~6歳、小・中・高校がそれぞれ4年ずつという教育制度です。
そこで出会った就学前の3人兄弟。普段はモンゴルの首都ウランバートルに住んでいるそうですが、夏の間だけ草原で稲のような草と真っ新な青い空に囲まれた自然の中で過ごすそうです。
おもちゃと言えば、両手に持てるぐらいのちょっとしたものだけで、あとは自然の中が無限の遊び場です。モンゴルではアメジストに似た紫色の鉱石がよく採れるそうで、その石を組み合わせて目的地までの道を作ったり、石で山を作り「オーボ」と呼ばれるお祈りの場所を作ったりしていました。
そこにあるもので作り楽しむ能力に長けているように感じました。
印象的だったのは、子どもの好奇心と輝きに満ちた目、元気いっぱいに走り回る姿、そして社交性。5,6歳の子どもが初対面の大人に対して臆せずに様々なことを質問し、「なんで?なんで?」とはしゃぐ姿には驚かされました。広い大地で生きているおかげか、素直で力強い生命力を感じました。
もう一人は既に成人している遊牧民の方。馬を飼い、馬の子育ての時期には2時間おきに乳を搾り、その乳を一晩寝かせて作った馬乳酒や肉を市場で取引することで生計を立てているそうです。写真にもあるように、ゲルにはテレビがあり外の世界も知っていながらも今の生活に誇りを持って自分は自分でいいのだという姿勢がとても素敵に思えました。
モンゴルからのモチベーション、その源は「あなたはあなたで素晴らしいし、私は私で幸せだ」という比較ではなく互いを尊重するおおらかな国民性から生まれているように感じました。
国が違えば文化も考え方も違う。
モンゴルは星空がとても綺麗なのですが、モンゴルの人は星空を見たり流れ星に願いごとをする文化がほとんどないそうです。モンゴルでは星は亡くなった人の象徴で流れ星は自分が死んだ時に流れるもの、という言い伝えがあり、不運なことに流れ星を見てしまったら「プイッ!(あれは、私じゃない)」と言うそうです。
今回は、モンゴル100の発見!というテーマを持ちつつ旅をしてきました。
ここでは語りきれないエピソードが多くありますが、私が最も感じたのは「適応」することの重要性です。
その場、その時に適応しつつ、軸をぶらさず、そういったバランスがモチベーションの維持には必要なのではないでしょうか。
次回はインドからのモチベーションをお届けします。
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